
(18)ルーキー特集⑬/脇坂耕平
今年度も伝統の重みを感じながら「関東インカレ1部残留」と「箱根駅伝シード権獲得」という目標へ向かって突き進む明大競走部。チームにさらなる勢いをもたらすべく、15人のルーキーが仲間入りを果たした。新たな世界への一歩を踏み出す時、彼らは何を思うのか。その無限の可能性を感じさせる“今”の声をお届けする。
第13回は長距離部門・脇坂耕平(農1=洛南)のインタビューです。(この取材は3月12日にオンラインで行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「学業面でも陸上面でも高いレベルで行えると思ったので明大を選びました」
――明大の印象はいかがですか。
「高校時代から活躍されている先輩方が多くいらっしゃっていて、そういう方が大学でも活躍されている印象があります」
――陸上を始めたきっかけは何ですか。
「中学校の時に運動部に入ろうと思っていました。陸上以外は球技をする部活しかなく、自分は球技が苦手だったので陸上部を選びました」
――ご自身の走りの強みを教えてください。
「前半から積極的に攻めることができる部分や練習でも粘り強く走るところが自分の強みだと思っています」
――一番印象に残っているレースはありますか。
「高校2年次に自己ベストを出した記録会が一番印象に残っています。今日は走れているという感覚を一番持てたレースでした。先生からも1周ごとに声掛けをしてもらって、その応援に応えられたというところと自分の走りが上手くできたレースになります」
――高校での競技を振り返っていかがでしたか。
「強い先輩や同級生、後輩たちに囲まれて、常に高いモチベーションで3年間走ってこられたと思います」
――大学で伸ばしていきたい部分はありますか。
「高校時代は後半の勝負強さに欠けていたので、そこを伸ばして勝ち切れるような選手になりたいです」
――ライバル選手を教えて欲しいです。
「中大に行った岡田開成など洛南の同級生は意識しています」
――同じ新入生の関わりはありますか。
「最初はあまり話していなかったのですが、ジョグや食事をしていく中でだんだん仲良くなってきたという感じです」
――寮部屋は誰と同じでしょうか。
「大湊さん(柊翔・情コミ2=学法石川)と一緒です。積極的に自分のサポートなどに関わってくれました。不安な気持ちもあったのですが、それを吹き飛ばしてくれるような存在で頼りになる先輩だと思っています」
――大学で楽しみなことを教えてください。
「関西から関東に出てきてコミュニケーションも変わってくると思うので、関西と違うところを知ることが楽しみな部分です」
――大学1年次の目標を教えてください。
「5000 メートルだけなら 14 分を1桁秒にまで縮めたいというふうに思っています」
――大学4年間を通して意気込みをお願いします。
「最終的には箱根駅伝(箱根)で活躍できるような選手になりたいです。ただ、やはり箱根だけではなくいろいろなレースで最後勝ち切れるような、そういう速い選手ではなく強い選手になりたいと思います」
――ありがとうございました。
[原田青空]
関連記事
RELATED ENTRIES