
(14)ルーキー特集⑨/成合洸琉
今年度も伝統の重みを感じながら「関東インカレ1部残留」と「箱根駅伝シード権獲得」という目標へ向かって突き進む明大競走部。チームにさらなる勢いをもたらすべく、15人のルーキーが仲間入りを果たした。新たな世界への一歩を踏み出す時、彼らは何を思うのか。その無限の可能性を感じさせる”今”の声をお届けする。
第9回は長距離部門・成合洸琉(情コミ1=宮崎日大)のインタビューです。(この取材は3月24日にオンラインで行われたものです)
――陸上競技はいつから始めましたか。
「高校入学後からです」
――きっかけを教えてください。
「競技力が予測でしか分からない段階の自分に対しても、厚い支援や声掛けをしてくれた人に期待されていると感じたので、その人の下で競技をやりたいなと思いました」
――陸上競技を始めるまでに何かスポーツはやっていましたか。
「サッカーをやっていました」
――高校での競技生活を振り返っていかがですか。
「あまりピンとくる結果を残せていないことが心残りです。どこかで表彰台に立ちたかったという思いがあります」
――印象に残っているレースはありますか。
「伊那駅伝です。やはり全国の舞台で初めて先頭集団で戦えたことは一番印象に残っています」
――明大に進学を決めた理由を教えてください。
「MARCH対抗戦に出たい気持ちが理由の一つです。それに加えてMという1文字のユニホームを着ることがかっこいいなと思ったことと、やはり伝統のある学校にしかない強みがあると思い、明大に決めました」
――明大競走部はどのような印象ですか。
「いい意味で上下関係があまり強くないので、競技に集中しやすい環境だと思いました。入部して最初の頃は上下関係などに頭を悩まされることが多いと思いますが、その悩みがないからすぐ競技に集中できたので良かったです」
――練習の雰囲気や強度はどう感じていますか。
「高校と違ってすごく質が高い練習で、まとまりがあるなと思いました」
――自身の競技面での強みは何だと思いますか。
「勝負を楽しめるところです。規模が大きな大会になっても、楽しもうという気持ちを大きくできるのは自分の強みだと思います。プレッシャーがかかった場面でも自分の実力を発揮できると思います」
――大学4年間でどのような競技生活を思い描いていますか。
「1年目からしっかりと箱根駅伝出場を目標にして、シード権を獲得できるような走りがしたいです。そして個人的には、もう少し注目されるようなチームや選手になっていきたいと思っています」
――ありがとうございました。
[春田麻衣]
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