(13)ルーキー特集⑧/土田隼司

2024.04.12

 今年度も伝統の重みを感じながら「関東インカレ1部残留」と「箱根駅伝シード権獲得」という目標へ向かって突き進む明大競走部。チームにさらなる勢いをもたらすべく、15人のルーキーが仲間入りを果たした。新たな世界への一歩を踏み出す時、彼らは何を思うのか。その無限の可能性を感じさせる”今”の声をお届けする。

 第8回は長距離部門・土田隼司(商1=城西大城西)のインタビューです。(この取材は3月14日にオンラインで行われたものです)

――陸上を始めたきっかけはなんですか。
 「中学から陸上を始めたのですが、その時に仲の良かった友人に勧められて一緒に陸上を始めました」

――中学の陸上で成績を残しているものはありますか。
 「中学3年生の時にJOCジュニアオリンピックで1500メートルに出場しました」

――その時のレースを振り返っていかがですか。
 「予選落ちだったのですが、初めて大きい大会に出ることができて自分の中ではすごく良い経験だったと思います」

――なぜ城西大城西高を選んだのですか。
 「中学時代は1500メートルや800メートルなどスピードタイプの選手でした。城西大城西高は1500メートルが強いことで東京だと有名だった上に当時の顧問の方からも対応をいただいたこともあり、決めました」

――高校で印象に残っているレースはありますか。
 「高校2年次の駅伝で優勝して全国高校駅伝(都大路)に出場したことです。自分はその時補欠だったのですが、チーム一丸となって優勝したことはとても記憶に残っています」

――明大を選んだ理由ありますか。
 「前駅伝監督だった山本佑樹さんに記録会でたまたま自分の走りを見ていただいたことがあり、そのあと声を掛けていただいたからです」

――すでに入寮されていると思いますが、雰囲気はどのような感じですか。
 「最初はすごく緊張したのですが、先輩方もみんな話しやすくてとても良い雰囲気ですぐになじむことができました」

――同部屋の先輩は誰がいらっしゃいますか。
 「鈴木祐太さん(文4=鎌倉学園)です」

――練習で高校と比べて違うところはありますか。
 「普段のジョグでも走る距離が少し伸びたところです」

――目標の選手はいらっしゃいますか。
 「2年生の綾さん(一輝・理工2=八千代松陰)と大湊さん(柊翔・情コミ2=学法石川)です」

――ライバルはいらっしゃいますか。
 「まだあまり新入生同士は分からないのですが、速い選手で言うと成合(洸琉・情コミ1=宮崎日大)や井上くん(史琉・政経1=世羅)です」

――仲良くなった1年生の方とかいますか。
 「先ほど挙げた成合くんと井上くん、あとは鈴木くん(奏真・政経1=学法石川)とかです」

――今のご自身の強みを教えてください。
 「スピードが持ち味で、ラストまで先頭争いができればトップを取れると思っています」

――なぜ商学部を選んだのですか。
 「陸上を続けるにしても続けないにしても将来につながる学びがしたいと思ったので、社会のことを幅広く学べる商学部にしました」

――大学で伸ばしていきたい部分はありますか。
 「長い距離への対応です。長い距離でもしっかり走れるようにしていきたいです」

――大学4年間での目標を教えてください。
 「箱根駅伝に出走することが一番の目標です」

――走ってみたい区間はありますか。
 「1区です。集団の中で走って最後しっかり勝負に絡めるような選手を目指しています」

――今後の意気込みをお願いします。
 「先輩方に少しでも追い付けるように 一日一日の練習を大切にしていきたいです。また、明大は自主性を大切にしているので、自分に厳しく取り組んでいきたいと思います」

――ありがとうございました。

[加藤菜々香]