(7)中村草太 大会後インタビュー/DENSO CUP SOCCER 第23回大学日韓(韓日)定期戦

2024.04.12

 3月24日に韓国で開催された『DENSO CUP SOCCER 第23回大学日韓(韓日)定期戦』。試合は全日本大学選抜が後半に2得点を入れ、2-0で勝利した。明大から唯一メンバーに選出をされた中村草太(政経4=前橋育英)は10番を背負い90分間出場。見事に優秀選手賞を受賞し、優勝に貢献をした。

本記事では、試合後の中村のコメントを紹介します。

――日韓戦の勝利を振り返っていかがですか。
 「試合運びも日本の方が圧倒的に有利に運べていましたし、韓国は後ろからビルドアップをしてきたんですけれど、うまく日本が対応できて抑えられたので、あとはもう決めるところを決めた部分が日本の勝てた要因かなと思います」

――どこのポジションで出場をしましたか。
 「4-2-3-1の3の左でした」

――ゴールシーンを振り返っていかがですか。
 「1点目は自分で得たコーナーからの得点でした。セットプレーもデザインもしていましたし、一発勝負という中で、抑えていた部分でもあったので、それがうまく結果に表れてよかったなと思います。2点目はまた自分がドリブルから始まって、トップ下の片割れの選手が、いい動きをしてくれたのでそこからうまく2対1を作れたという状況で点が取れたと思います」

――試合やコンディション調整を通して、難しかったことはございましたか。
 「昨年に同じ経験をしているので、他の選手よりはコンディション調整や環境に適応できた部分はあるのでそこは問題なかったです。韓国のスタメンの平均身長は180センチオーバーで、なかなか日本では見ない体格だったので、外国の選手は大きいなとすごく感じました」

――起用されたポジションで、意識したことはございましたか。
 「どこのポジションに出ても、自分のやるべきことは自分の特徴を出す部分だと思っていますし、やはり得点につながる部分を求められていると思っているので、普段通りやっていたという感じでした」

――日韓戦を通して、自分の良かった点と悪かった点はございましたか。
 「自分の特徴や武器を出せたところもありますし、通用したというところは良かったところだと思います。悪かったところは、得点やアシストなどの目に見える結果が出せなかったことです」

――他大学のエース級の選手が来ていた中で、刺激はございましたか。
 「ありましたね。本当に質の高い選手が選ばれたメンバーなので、いい経験というか、自分の今後にとっていい期間だったと思います」

――ありがとうございました。

【岩田英佑】