
(12)ルーキー特集⑦/鈴木奏真
今年度も伝統の重みを感じながら「関東インカレ1部残留」と「箱根駅伝シード権獲得」という目標へ向かって邁進する明大競走部。チームにさらなる勢いをもたらすべく、15名のルーキーが仲間入りを果たした。新たな世界への一歩を踏み出す時、彼らは何を思うのか。その無限の可能性を感じさせる”今”の声をお届けする。
第7回は長距離部門・鈴木奏真(政経1=学法石川)のインタビューです。(この取材は3月15日に電話で行われたものです)
――明大に進学を決めた理由を教えてください。
「明大OBである阿部弘輝さん(令2卒=現住友電工)と出身中高が一緒ですごく憧れていました。高校の時にお話しさせていただく機会があって、明大の自分で考えて行動する方針が自分に合っていると思ったので進学を決めました」
――一緒に練習してみてすごいと感じた選手はいましたか。
「綾さん(一輝・理工2=八千代松陰)と同じ高校出身の大湊さん(柊翔・情コミ2=学校法人石川)とはやっぱりすごいなと思いました。ポイント練習の時に先頭で引っ張ったり、ジョグなどで黙々と練習している姿は参考にしたいです」
――同じ高校の増子選手(風希・政経1=学法石川)の印象を教えてください。
「中学の時からいい成績を残していて、 自分はちょっと憧れていたところもあったんですけど高校で一緒になって、そこから仲良くなりました。練習に取り組む姿勢はすごくストイックで見習いたいなと思います」
――ご自身の走りの強みはどんなところだと考えていますか。
「強みはプレッシャーがかかる中でも安定した走りができることです。調子に左右されずそれなりの結果を残せる安定した走りができます」
――強みである安定感はどのように培われましたか。
「高校ではケガをしなかったので、継続した練習ができていたことでどの大会にもうまく合わせることができました」
――これから伸ばしていきたいところはありますか。
「ラストスパートで勝ち切る力がまだないので、そこは鍛えていきたいなと思います」
――4年間を通しての目標を教えてください。
「まずは大学三大駅伝に出場することが目標です。そこから区間1桁や区間賞を狙っていけるような選手になっていきたいです」
――トラックでの目標はありますか。
「高校から3000メートル SCをやってきたので、関東学生対校選手権や日本学生対校選手権に出場できるような選手になりたいです」
――陸上以外で楽しみなことはありますか。
「人との関わりが増えると思うので、いろいろな人と関わり合いが持てたらいいなと思います」
――ありがとうございました。
[島田五貴]
※写真は本人提供
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