(4)東京六大学対校大会事後インタビュー④/加世堂懸、野川元希

2024.04.09

 今季初レースとなる選手も多い今大会。曇天の空のもと、各大学から精強な選手が集まり六大学の頂点を目指した。収穫、課題を持ち帰り、今後の大会を前に各選手が目指すものは何か。今回はレース後の選手の胸中をお届けする。
 第4回は加世堂懸(商2=仙台育英)、野川元希(営1=愛知)です。

加世堂                 
対校男子1500メートル決勝 3位 3分49秒91
――今回のレースまでにどのような練習をされましたか。
 「11月ぶりのレースだったので自分の中で今シーズンどのくらい走れるかというのを見るために走りました。1次の大分合宿で坂トレをやって走って、2次の佐賀合宿でスピードを本格的に練習しました」

――収穫と課題を教えてください。
 「良かった点は最低限まとめることができたという点です。課題はタイムを狙っていく上でまだ押していく力がないというところです。ジョグの量を落とし過ぎないことと、スピードを入れていく中で距離も踏んでいかないといけないので指定された距離以上を走り込めるようにしたいと思います」

――今後の意気込みをお願いします。
 「シニアの方の日本選手権を狙っていきたいので、早い段階でタイムを切れるように頑張りたいと思います」

――ありがとうございました。

野川元希(営1=愛知)

野川
対校男子1500メートル決勝 8位 3分53秒31
――今回のレースを振り返っていかがでしたか。
 「大学初戦のレースで3分53秒という結果で満足はいかないのですが、次につながる良いレースにはなったと思います」

――収穫と課題をそれぞれお願いします。
 「タイムが55秒を最低限切れたことが良いところで、悪い点は途中で先頭集団に付くことができなかったことです。そこでしっかり戦って、ラストに順位で争うことができたら良かったです。次のレースで50秒を切って関東学生対校選手権の標準タイムを切れるように頑張りたいです」

――大学デビュー戦はいかがでしたか。
 「走る前はめちゃくちゃ緊張していたのですが、初めてこのような応援がたくさんあるところで走って楽しかったという感じでした。まだまだ全然チームの戦力になれていませんが、もっと強くなって結果を残せるようにしたいです」

――ありがとうございました。

[原田青空、加藤菜々香]