(3)東京六大学対校大会事後インタビュー③/平岡佳樹、古俣由人、竹内一歩

2024.04.08

 今季初レースとなる選手も多い今大会。曇天の空のもと、各大学から精強な選手が集まり六大学の頂点を目指した。収穫、課題を持ち帰り、今後の大会を前に各選手が目指すものは何か。今回はレース後の選手の胸中をお届けする。

 第3回は平岡佳樹(営1=明大中野八王子)、古俣由人(法1=東京学館新潟)、竹内一歩(商2=高地学芸)のインタビューです。

平岡
対校男子400メートル決勝 1組4位 49秒60
対校男子4×400メートルR決勝 4位 3分17秒51

――初出場の大会だったと思いますが雰囲気はいかがでしたか。
 「思った以上に緊張はなく出られたと思います」

――今回のレースに向けて練習したことはありましたか。
 「冬季にちゃんと練習積めていたので、それをしっかり出せるようと意識していました」

――レースの良かった点、反省点をお願いします。
 「良かった点はしっかり大学生のスピード感を体験でき、それを400メートルから4×400メートルR(以下、マイルリレー)のレースで生かせたことです。反省点としてはやはりスピードを課題に感じました」

――課題改善のためにしていきたい練習はありますか。
 「上半身と下半身の連動をしっかりできるように走りを良くしていきたいです」

――最後に今後の意気込みをお願いします。
 「個人でももっとタイムを伸ばして活躍できるように頑張っていきたいと思います」

――ありがとうございました。

古俣由人(法1=東京学館新潟)

古俣
対校男子400メートル決勝 2組3位 48秒57
対校男子4×400メートルR決勝 4位 3分17秒51

――大学での初レースを実際走ってみていかがでしたか。
 「やはり大学生は強いなと感じました。スピードに乗っていけたので食らいつけるかなと思っていました。しかし、大学生の強さを肌で感じたことが今回の収穫でした。あとは、マイルリレーでいい走りができました。関東インカレ(以下、関カレ)までにどれだけ合わせられるかという今の目標を明確にできたのは、今回1番大きな収穫だったと思います」

――大学生との差はどのようなところで感じましたか。
 「初速は結構自分的には乗っていて、200メートルまでは勝てていたと思うのですが、そこからの持久力に関しては練習を積んでいる大学生はやはり強いなと思いました。自分には勝てないところがまだまだたくさん見つかりました」

――マイルリレーでは憧れの原田真聡選手(文2=東農第二)と走られましたがいかがでしたか。
 「憧れの選手と走れたことはもちろん、何よりもみんなが日本インカレの標準を切ることを目標に今回のレースを走ったので、憧れの選手と日本インカレを目指せる立場に立てていること自体がすごくうれしいです。自分が走ることでチーム全体の士気を上げることができたのならとてもうれしく思います」

――関カレに向けて意気込みをお願いします。
 「400メートルに選んでもらえるかはわからないですが、マイルリレーに選んでもらったら自分ができる走りをしたいです。出走しない時も応援や補助員、自分ができることを精一杯やることが今やるべきことだと思うので、そこはしっかり目の前のことから積み上げていこうと思います」

――ありがとうございました。

竹内一歩(商2=高地学芸)

竹内
男子対校走幅跳決勝 4位 6m95(+1.2)

――今日の試技を振り返っていかがでしたか。
 「シーズン入って2戦目の試合としては満足できる結果だったと思います」

――課題と収穫をそれぞれお願いします。
 「課題としてはもう少し助走のスピードと踏み切りの技術がまだまだだと感じました。そこを今後直していきたいと思います。収穫は助走の1歩目で力強くという感覚がつかめたことがとても良かったです」

――今シーズンの目標を教えてください。
 「今シーズンは国民体育大会(以下、国体)の標準記録である7メートル50センチを飛んで国体に出場することが目標です」

――これからの意気込みをお願いします。
 「最低でもベストを超えたい。7メートル6センチのベストを更新したいと思います」

――ありがとうございました。

[原田青空、松原輝、加藤菜々香]