
(2)東京六大学対校大会事後インタビュー②/飯島大陽、鷹羽柊弥
今季初レースとなる選手も多い今大会。曇天の空のもと、各大学から精強な選手が集まり六大学の頂点を目指した。収穫、課題を持ち帰り、今後の大会を前に各選手が目指すものは何か。今回はレース後の選手の胸中をお届けする。
第2回は飯島大陽(商4=佐久長聖)、鷹羽柊弥(法3=盛岡第四)です。
飯島
対校男子110メートルH決勝 5位 14秒46
――今大会のレースを振り返っていかがですか。
「調子は悪くなかったのですが、思ったより体が動いてくれなくてすごく悔しいです。最近調子が良かったのがレースの前半だったのでなるべく前半で上位と並ぶか、並んだ状態で後半競り合うようなレースをしたかったのですが、後半に足をハードルに当てすぎた結果リズムが崩れてしまいました」
――その中でも手応えを感じた部分はありますか。
「スタートからハードルの3台目まではリズムがすごくはまったような感覚がありました。練習メニューやレース内容についてもフィードバックをもらったので、それと向き合って練習していけば、関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)でも良い記録が出るのではないかと思います」
――周りの選手と競り合う経験についてはどのように感じていますか。
「明大にはハードルを専門種目にする選手が少ないので、大会に出ることで競い合う感覚を強く味わうことができます。ただ、その中で競り勝ったり前に出るといった経験はやはり少ないなと感じました」
――ありがとうございました。

鷹羽
対校男子200メートル決勝 2位 21秒34
対校男子4×100メートルR決勝 2位 39秒69
――今大会のレースを振り返っていかがでしたか。
「200メートルは今シーズン2戦目でした。初戦での反省点を生かせるように取り組んだ結果、想定よりも良いタイムを出すことができました。決勝では勝ち切ることはできなかったものの、自分の想定以上の順位でゴールできたことが今大会の収穫だと思います」
――今大会に向けて重点的に練習してきたことはありますか。
「先週に出場した大会の100メートルのレースが自信になったので、今までと練習内容は大きく変えることなく取り組んでいました。後半の失速を抑えるための練習をしてきたことが今回の結果につながったと思います」
――今大会の結果に対する受け止めをお願いします。
「これまでは肉離れもあり主力として戦えていませんでしたが、3年生になってようやく紫紺を背負わせていただき、公式戦で2位を二つ取れたことはチームに貢献できたことになるので率直にうれしく思います」
――ありがとうございました。
[加藤菜々香、熊谷実夏]
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