
(8)アイドルコピーダンスチームna-namインタビュー拡大版/新歓号特別企画
アイドルコピーダンスチーム『na-nam』はあーたん、あくな、あしゅ、ほぴ、ここな、れいなの6人から構成。〝あなたのこころに虹をかけます〟をキャッチコピーに、観客の心を明るくするようなステージを展開している。2月13日にKT Zepp Yokohamaで行われた『UNIDOL2023―24 Winter』決勝戦では、ベストエモーショナル賞を獲得。同月23日には単独公演も成功させるなど、活躍の幅は学内にとどまらない。そんな飛躍を続ける彼女たちの魅力に迫った。
あーたん

――na-namに入って身に付いたことを教えてください。
「私がぱっと思い付いたのは人に見られる意識ができたということです。ダンスでもそうなんですが、特にアイドルコピーになると普段からイベントでファンの方とお会いしたり、大会で見ず知らずの人に私たちをアピールするために自分たちの強みはどこなのかを考えたりする時間がいっぱいあります。その中で自分が他人からどう見られているかっていうのをすごく自然に考えられるようになったというのが大きなところです。見た目とかもそうですし、自分の仕事や自分の発言一つ一つが人から見られているっていう意識が常に付いてくることで、少しずつ責任感も付いてきます。例えば授業とかでマイクを持って前で話さなければいけない機会とかあるじゃないですか。ああいうのに全く緊張しなくなったっていうのもあって、人前に立つことへの抵抗がなくなったのは社会に出てからも大きく役立つことではないかなって思っています」
――これから新たなチャレンジを始める新入生にメッセージをお願いします。
「私はna-namに入って大会に出て単独もやらせていただいて、今この環境にいることが人生で一番楽しい瞬間なんですね。それはきっと自分がダンスやりたいと思ってダンスサークルに入って先輩に声かけてもらってna-namにも入ってみようかなと一歩踏み出して、大会に出るときも一個一個出るって選択したことで今すごく幸せな環境につながっているなと思います。不安なこととかもきっとあると思いますが、その不安は悪いことではなくてしっかりリスク管理ができているってことだと思います。不安なこともある種自信だと思って自分はこういうリスクも見れている、その上でやりたいことに挑戦しようって思えたら私みたいにハッピーになれる気がします。みんな頑張って一歩踏み出してみてほしいです」
あくな
――KT Zepp Yokohamaという舞台はいかがでしたか。
「普通の大学生だと絶対あんなところでは踊れないと思っていて、決勝戦に行くまでの過程もすごく大変だったからこそ決勝戦で8分間あの舞台で踊るってなった時の楽しさが今までとは比べ物にならないくらい本当に楽しかったです。その達成感っていうのも味わいつつ、大きい舞台で自信を持って踊れるっていうのは練習量とか今までの過程があったからこそだと思うので、すごく素敵な文化だなっていうふうに思いました」
あしゅ
――ベストエモーショナル賞を獲った時はどのような気持ちでしたか。
「この賞は練習の過程が見えて審査員の心を一番動かした賞みたいな感じだったのですが、それを聞いた時にステージで名前を呼ばれるのを待っていて『私たちじゃない?』って思ったくらい、結構この練習の過程でいろいろあったんですね。ここでは話し切れないぐらいいろいろ大変なこととかつらいこととか、でも楽しいこともあって。だから本当に私たちにぴったりな賞だと自分たちでも思っています」
ほぴ

――na-namに入ったきっかけを教えてください。
「アイドルが元々好きだったんですけど、自分が好きなアイドルの曲とかジャンルは元々の母体サークルの方のアイドルナンバーではあまり使われないジャンルでした。でもこっちのna-namではそういうジャンルも全部含めて先輩たちが踊っていたのでいいなと思っていた時に同期(あしゅ)から声をかけてもらって、せっかくならやってみようかなと思って入ることを決めました」
――na-namの魅力はどんなところにあると思いますか。
「母体サークルでは大会とかはなくて公演がメインで、パフォーマンスを磨くには自分と向き合ってスキルを高めていくといった感じですが、na-namではみんなで見せ合いをしてアドバイスをし合ってという感じです。ダメなところはダメとしっかり指摘し合えるところがna-namのいいところかなって思います」
ここな
――UNIDOL2023-24 Winterはいかがでしたか。
「あんな大きなステージに立ったのは初めてですごく緊張しましたが、こんなところで踊れる機会はもうないんだなって思ったらすごくありがたい経験だったなって思います」
――na-namに入って身に付いたことを教えてください。
「(母体)サークルでは1年生だとあまり仕事がなくて普通にサークルに行っているだけって感じだったのですが、na-namでは提出物など期限を守らなければいけないものなどがかなり多いです。一からステージを作り上げるに当たって踊るだけではなく、他の裏方の部分がこんなに大変だったんだというのを知ることができました」
れいな

――ファンのみなさんの前での単独公演はいかがでしたか。
「大会は確かにファンの方も見に来てくださるんですけど、私たちのファンじゃない人たちもたくさん見に来ます。楽しいもありつつパフォーマンス重視でみんなに見せるものを真剣にと、緊張の方が大きいです。単独はみんな私たちのことを好きで見に来てくれる人たちだからなんでも楽しんでくれて、失敗もなんだかんだ楽しんでくれるのが単独のいいところだなって思っています。交流会みたいなものでお話できる機会もあって、大会とはまた違った楽しさとかもあります」
――新入生へメッセージをお願いします。
「中学校や高校では特に挑戦はせずに普通に学校に行って普通に部活やってみたいな、全国まで行くような大会に出たこともないし大会に向けて真剣に取り組むとかもなかったのですが、大学生になってこうやってna-namに入っていろんな大会に出るとかの挑戦をしたことでたくさん得たものがあります。確かに学業との両立や忙しい面は本当に多いですが、挑戦してやってみての後悔の方が私はいいと思っていて、やらない後悔ってすごい嫌なんですよ。中高の時にもこれやっとけば良かったなって思うことがたくさんあって。だから大学生になって今は後悔が無く、それが素敵なことだなって思うので、とりあえずやってみることが大事だなって思いました」
[高橋佳菜]
na-nam公式エックス(旧ツイッター)→https://twitter.com/nanam_ud2016?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
na-nam公式インスタグラム→https://www.instagram.com/nanam_meiji/
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