(201)日本学生ハーフマラソン選手権事後インタビュー②/古井康介、窪田悠人

2024.03.12

 長距離部門にとって、新チーム発足後初の公式戦となった今大会。当初、15名の選手がエントリーしていたものの、ケガや体調不良の影響で2名の出場にとどまった。その中でも健闘を見せた選手たちの声をお届けする。

 

 第2回は古井康介(政経2=浜松日体)、窪田悠人(政経2=沼津東)です。

 

古井

63位 1時間3分54秒 自己ベスト

――どのようなレースプランを考えていましたか。

 「今までのハーフマラソンは自分の中でチャレンジできずに終わっていました。今回は最初からチャレンジするレースだと思って、結果よりも最初から攻めることを重視する意識を持って臨みました」

 

――実際のレースを振り返っていかがですか。

 「攻めるという部分では良かったのですが、後半にすごくペースが落ちてしまいました。課題が見つかったという面では良かったけれど、最低限の目標としていた1時間3分30秒を切れなかったことが反省点だという感じです」

 

――新チームではどのような役割を果たしていきたいですか。

 「今年度は箱根駅伝(以下、箱根)を走らせてもらった経験があるので、それを生かして主力級の選手としてチームを引っ張れるような存在になりたいと思っています」

 

――箱根を終えてからの取り組みで以前と変わったことはありますか。

 「以前はポイント練習であまり引っ張ったりすることはなかったのですが、自分から引っ張るようにしています。あとは、当たり前のこととしてジョグの量は減らさずしっかりと走っています。大きく変わったことはないですが、継続してAチームで練習ができていることは良いことかなと思います」

 

――次の目標にしている大会はありますか。

 「4月6日に東京六大学対校陸上競技大会で5000メートルに出るのが次のレースになると思うので、ここからはトラック種目に移行する気持ちでいます」

 

――今後に向けた意気込みをお願い致します。

 「トラック、ロード種目含め全ての種目で自己ベストを更新することを最低限の目標で頑張っていきたいです」

 

窪田悠人(政経2=沼津東)

窪田

545位 1時間9分25秒

――今日のレースを振り返っていかがですか。

 「全然駄目だったなと思います。最低限のラインとして65分台でまとめられればという気持ちだったのですが、全くまとめられなかったので全体的に見ても良いところはあまりなかったかなと思います」

 

――その要因として思い当たる部分はありますか。

 「思い当たるところは生活面とかで色々とあるので、そこを直して練習でもっと自信を付けられたらと思います」

 

――その中でも今大会で収穫はありましたか。

 「最初に落ち着いて入れたことだけは収穫です。中学時代からハーフマラソンでは序盤に焦って突っ込んでしまうことが多いので、そこを抑えられたことが良かったかなと思っています」

 

――先日まで行われた合宿ではどのような練習をされましたか。

 「合宿ではハーフマラソンのレースを意識した練習をしました」

 

――間もなくトラックシーズンも始まりますが、どんなことに力を入れて練習に取り組んでいますか。

 「トラック種目には自分が戦ってきた3000メートルSCがあるので、そこでしっかりと自信を付けて長い距離に挑戦していきたいと思います」

 

――来年度に向けた意気込みをお願いします。

 「4年生になって戦うためには来年度が大事だと思うので、しっかりと試合で結果を残せるように頑張っていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[石井遥、春田麻衣]