
(22)開幕直前! 全日本事前インタビュー④ 松田歩真×飯村悠太
1月23日から開幕する全日本選手権(以下、全日本)。明大勢からはシングルス2連覇中の戸上隼輔(政経4=野田学園)や王座奪還を狙う宇田幸矢(商4=大原学園)ら計13選手が出場予定だ。選手たちは紫紺のプライドを胸に、頂上決戦へ挑む。今回は海外遠征で不在だった戸上を除く12選手に、明大の合宿所にてインタビューを行った。第4弾は松田歩真(商3=野田学園)と飯村悠太(商1=野田学園)のインタビューをお届けする。
(この取材は1月14日に行われたものです)
――2023年はどんな年でしたか。
松田(以下、松):2023年は、チームとして一つも優勝できなくて。個人としても目標達成することができなかったんで。悔しい1年にはなったんですけど、自分の成長も感じたのでそこは良かったかなと思います(個人としてはいかがですか)個人としても目標にしていたことを達成できなかったので非常に悔しい1年だったんですけど練習の中であったり自分が成長できたなと思うところも試合とかで出せたりできたので、そこに関してはよかったかなと思います。
飯村(以下、飯):チームとしては団体戦で優勝できなくて、個人でも目標達成できなかったので悔しい1年になりました。あと課題がたくさん見つかったので良かったです。(具体的にはいかがですか)いっぱいありすぎて。レシーブからの展開とか、フォアで強く打たれたボールをうまく返せなかったりです。
――昨年度の全日本は振り返っていかがですか。
松:昨年はシードもらってたんですけど、1発目で負けちゃって。昨年の全日本も結構悔しい思いがあったんで、今年は一つでも多く勝てるようにしたいです。
飯:去年はスーパーシード前で(ゲームカウント)2―2の6―1ぐらいから逆転されたので、今年はスーパーシードまでいけるように頑張りたいです。
――全日本予選を振り返ってはいかがでしたか。
松:全日本予選はシングルスだったらリーグ戦の2、3日後とかで結構日程的にはキツキツっていうか。リーグ戦とかで自分はいいプレーができていてその勢いのままいけたので、自分の中ではいい内容で試合ができて予選通過できたので良かったです。
飯:自分もリーグ戦後半の調子よかったんでそのままいけたんで良かったです。
――全日本直前となりましたが、今の調子はいかがですか。
松:学生の大会とかだったら、どちらかというと追われる立場でプレッシャーも大きいんですけど。全日本ってなると、相手もやっぱりもっと強くなってきて、 こっちがチャレンジャーっていうところが大きいので、そこに関しては楽にというかリラックスした状態で、練習とか取り組めています。
飯:いつも通りです。
――全日本はどういった大会でしょうか。
松:日本で一番大きな大会なので、今まではレベルが高い分、自分が結果を残すのは厳しいっていう考えだったんですけど。最近、ここ何年かは全日本でも、もっと上目指して結果残したいっていう。その1年の中でも、自分の中ですごい大きな大会になってるんで。年明け最初の大会で大きな大会なので、そこは頑張りたいです。
飯:大事な大会ですね。頑張ります。
――12月、1月はどういった練習に取り組まれてきましたか。
松:年末までは結構、全体的に練習量も増やしてやっていて。どちらかというと体、追い込む期間みたいな感じで頑張ったんですけど。1月になって、練習再開してからは今は、試合に向けて調整っていう、練習量だけじゃなくて試合で使うような細かいことを練習を中心にやってます。
飯:自分も12月は結構多めに練習して、1月からは動画見て対策してます。
――ご自身で成長や変化したなと感じる点はありますか。
松:1年ぐらい前から台上技術の練習を多く取り入れてやっていたのですが、それが最近の試合とか、練習もそうですけど自分の中でも良くなってきてるなって実感してますね。
飯:変化はないっすね。次の試合でできたらいいって感じです。
――お二人は野田学園時代から先輩後輩という関係性ですが、お互いについてはいかがですか。
松:後輩じゃないっす。友達っす(笑)。
飯:友達っすね。
――プライベートで遊びに行かれますか。
松:結構、はい(笑)。一緒に行動する時間は多いです。
――松田選手から見て、飯村選手はどんな方ですか。
松:いやもう、今ちょっと話してもらっただけで分かると思うんですけど、なんて言うんすか。あの、バカです(笑)。ずっとこんな感じです。
――逆に飯村選手はいかがですか。
飯:いや、先輩っすね。
松:1ミリも思ってない(笑)。
――卓球面に関してはいかがですか。
松:比較的、全体の技術高くて。結構なんでもできて。一発で決める力があるんでダブルスとか組んでたら結構決めてくれるんで助かるなって思うところはあります。あとは、試合中でもいつも通りみたいな(この雰囲気のまま)そうです、しゃべりかけてくれるので。それが強みなんじゃないのかなと思います(笑)。
飯:松田さんの強みは、結構下がらずに前で打点早く打ってくれるんで、その時とかチャンスボールを作ってくれることが多いので、なんか、いいと思います。
松:(笑)。
飯:リーグ戦とかでは練習の時よりいいプレーができているのですごいなと思います。
――どのペアにも負けない、ダブルスの強みだと思うところはありますか。
松:お互い気使わないから、全く。ミスとか相手にチャンスボール与えちゃっても。全然、気まずいっていうか全然プレッシャーがない。そういうところはお互い伸び伸びプレーできるのかなと思います(笑)。
飯:同じです。
――組み合わせについてはいかがですか。
松:自分としても、いいのかなというか。組む前から結構ちゃんと練習したら、いい感じになるのかなと思ったので。組んでからもそこまで本戦とかで試合ができてないので分からないのですが、もっと伸ばしていく点とかは明確に分かっていますし。それは試合を重ねるごとにどんどん良くなっていくんじゃないかなって思います。
飯:最初組んだ時より、だんだん良くなってきています。
――全日本への意気込みをお願いします。
松:何年も前からずっとランク入り目標にして頑張っているんですけど、まあなかなか厳しい。思うように結果が出てないんで、今年はまず目標達成できるように頑張ります。
飯:今までまだスーパーシードまでいったことないんで、今年はスーパーシードまでいって勝てるように頑張ります。
――ありがとうございました。
[新谷歩美]
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