
(115)全国大学選手権決勝・試合後コメント 不京大也主務
2024年1月13日。廣瀬組は5年ぶりの日本一を目指し全国大学選手権・決勝へ挑むも、最終スコア15―34と優勝はかなわず、2年ぶり13度目の準優勝で幕を閉じた。試合後、最後まで全力で戦い抜いた紫紺の戦士たちは何を思うのか。
第16回は不京大也主務(営4=明大中野八王子)のインタビューをお送りします。(この取材は1月13日に行われたものです)
――最後の試合が終わった今の気持ちを教えてください。
「悔しい気持ち反面、みんなが最後の試合でどのようなゲーム展開になろうと80分間やり切ってほしいなと思っていたのでそこに関しては80分38秒だったかな。最後まで全力でやり切ってくれたので、本当に自分としてはうれしかったです」
――FWコーチとしてはやり切れましたか。
「正直100パーセントそうだとは言えないですし、もっともっとできたこともたくさんあったと思うんですけど、本当に選手が100パーセントやり切ってくれたなと思います」
――難しいグラウンド状況の中での試合でしたがで、どのように見られていましたか。
「本当にしんどい状況の中だったと思うんですけど、選手自身も試合のフォーカスすべきところに集中してやってくれていて、本当に祈る思いでというか、選手たちもきついと思うけど、一緒にずっと戦い切ろうとは思っていたので、自分から伝えられることは全部伝えようと思いましたし、声を出し続けてできることはやろうと考えていました」
――最後の5分はスタッフさんもベンチにいる選手も全員が前に出て、立って応援していましたが、あの時の思いはいかがでしたか。
「あれこそが『ONE MEIJI』なのかなという風にすごく感じて。試合は終わっていなかったんですけど、ちょっと感極まって心にくる部分もあり、本当に最高のチームだなと思いました」
――4年間を振り返っていかがですか。
「高校時代は日本一とは程遠いような存在で。そんな僕が4年間日本一を目指して、がむしゃらにやってこられたということは本当に自分の人生の宝物ですし、最後の1年間に関しては主務としてやらせてもらって、本当に至らないことも多かったんですけど、周りの人に支えていただいて1年間やってこられたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
――最後に後輩へのメッセージお願いします。
「僕らがつかめなかった日本一というのを必ず達成してくれると思いますし、本当に頼もしい後輩ばっかりなので頑張ってほしいなと思います」
――ありがとうございました。
[廣末直希]
◆不京 大也(ふきょう・ひろや)、営4、明大中野八王子高。
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