(番外)阿部がJ3・FC今治へ来季加入内定!

2024.01.13

 1月9日、DF阿部稜汰(政経4=日章学園)のFC今治への来季加入内定が発表された。今季のJリーグ内定選手は6人目となる。明大で学んだことを胸にプロの舞台に向けた意気込みを語った。

 

――監督からはどんな声を掛けられましたか

 「たとえJ3だろうと明治の先輩には、そこからはい上がった人もいるので、強い覚悟を持って挑戦するのであれば、自信を持って感謝の気持ちを忘れずに挑戦してこいという風に言ってもらいました」

 

――一般企業に就職先が決まっていた中でプロを選んだ理由はありますか。

 「もちろん就活をしていていろいろと学んだものもあります。しかし、どこか心の底でサッカーがしたいという気持ちがありました。あと自分自身負けず嫌いで、同期のみんながプロに挑戦するのを見て、自分もまだサッカーで挑戦できるチャンスがあるなら、行けるとこまで、無理だなって思うところまでチャレンジしたいなという風に思ったことが決断の決め手です」

 

――これからプロで活躍していく上で、課題はどんなところだと捉えていますか。

 「Jリーグに行ったら、レベルの高いドリブラーがたくさんいると思いますし、一対一で負けないといってもまだ大学レベルなので、そこは磨いていく必要があります。そして攻撃の部分で大学とプロだと攻撃の質はすごく変わってくると思うので、攻撃の質のところも追求していかないと、この先残っていけないのかなと思います」

 

――ファンに注目してほしいポイントがあれば教えてください。

 「自分の一番の特徴が運動量のところなので、どんな時でも攻撃に参加して点を取りにいったり、アシストで結果を残しにいきます。もちろん体を張って守備もしますし、そういう攻撃と守備を運動量を持って繰り返し続けることができるんで、そこに注目してほしいです」

 

――ポジション争いに関してはどのように捉えてますか。

 「明治で今までやってきた、培ってきたものというのはすごく大きいものだと思います。そこに自信を持って、かつ謙虚にやっていきたいですね。もちろん謙虚に行くのと遠慮するのは全然違うことだと思うので、謙虚に野心を持ちながらがんがんチャレンジしていきたいなと思っています」

 

――明大での成長をどう振り返りますか。

 「もう何もかもが変わったという感じですね。プレーでは明治に来て徹底するこの三原則(球際、切り替え、運動量)というものがあって、そこを4年間追求してきましたので、もちろんサッカーの実力が向上しました。そして、人として人間性の部分もやっぱり高校と比べると大きく成長している部分だと思いますし、それは就職活動をしていても感じました。高校3年生の時に想像していた以上の自分になれたのかなと思います」

 

――プロの舞台で対戦してみたい相手はいますか。

 「やはり同じカテゴリーだと村上(陽介・法4=大宮アルディージャU-18)が大宮にいるので、そこには絶対負けたくないですし、一番楽しみにしています」


――ありがとうございました。