
(96)4年生学生スタッフに突撃!!決勝戦見どころインタビュー
ついに明日行われる全国大学選手権(以下、選手権)決勝!! 4年間チームを裏で支え、誰よりも選手のことを見てきた4年生学生スタッフの皆さんに、決勝戦の見どころや注目選手などについて伺いました。見どころ満載ですのでぜひご覧ください!!
井上就介副務(理工4=明大中野八王子)
――注目選手はいらっしゃいますか。
「僕は現役の時フロントローだったんですけど、帝京大といえばFW、特にフロントローやスクラムがカギになってくるかなとは思うので、リザーブ含めフロントロー全員かなと個人的には思います。あとはやっぱり4年生全員に期待したいですね」
――決勝戦の勝負のカギを教えてください。
「戦術のところは分からないんですけど、練習の雰囲気とか見ててもメンバーだけじゃなく4年生中心に声を出していて、メンバーに選ばれない人も盛り上げようとしているのを見て、個人的に4年生がカギになってくるかなと思います」
――決勝戦の見どころを教えてください。
「僕も期待しているしファンの皆さんも期待している、明治といえばの『前へ』というこの言葉に全部集約されてるかなと思います。この前の試合(関東大学対抗戦)も結構点は取られてしまったんですけど、いい試合だったなって僕自身は思っていて勝てるという期待が高まっています」
――意気込みをお願いします。
「高校の時、僕は優勝なんて狙えるチームにはいなかったので、大学に入った時からやっぱり勝ちたい、選手としてではなくスタッフとしてでも勝ちたいってずっと思っていました。4年間あればどこかでと思ってはいたんですけど、やっぱりどの大学も当然強いですし決勝に行けたのは今回含めて2回。しかもどちらも帝京大が相手で、最後はやっぱり勝ちたいなっていう思いが強いです。高校の時にできなかった日本一を狙えるところに今来ているので、当然マネジャーも選手も含めみんなで勝ちたいなというのを強く思いますね」
大宮修平副務(理工4=明和)
――決勝戦の見どころを教えてください。
「やっぱり接点の激しさですね。お互いのFWのぶつかり合いの激しさもそうですし、あとはBKもゲームメーク力や華麗でうまいパスワーク、ランニングスキルっていうのも僕らの強みです。もちろん帝京大もウイングや15番などめちゃくちゃすごいので、ラグビー初心者の人でも見ていてわかるぐらいすごく面白さの詰まった試合、激しさと華麗に走るっていうラグビーの根幹的なところが出てくる試合なのかなと思います」
――注目選手を教えてください。
「正直、全員だと思います(笑)。スタートもリザーブも全員本当に自信持って送り出せる23人なので。ただちょっと違う視点で考えると、秋濱(悠太・商3=桐蔭学園)と利川(桐生・政経2=大阪桐蔭)です。会場にいたらわかると思うんですけど、部員席でめちゃくちゃみんなから「秋濱―!!」とか、利川は「トゥーシュトゥーシュ」ってちょっといじるような声掛けとかも結構あって。前回利川が交代した時にテレビに抜かれていましたけど、ちょっとにやけていたんですよね。多分それ(名前を呼ぶ声)が聞こえてです。ちょっと可愛いところもあるなと思うので、みんなから特に声を掛けられるという点で、しいてあげるとしたら2人ですね」
――やはり部員席の皆さんの掛け声はチームの雰囲気を柔らげますか。
「そうですね。観戦席のノンメンバーも、いい意味で雰囲気を崩すじゃないですけど、リラックスさせるっていう面はめちゃくちゃあるのかなと思いますね。試合後、選手が部員席に挨拶してくれる時にすごいみんな笑顔で来てくれるので。もう古田空(商4=明大中野)とかめちゃくちゃ騒いでいて(笑)。でもそれがすごく面白いし、一体になって応援してる気持ちがすごく伝わってきます。僕はいつも部員席で見ていて楽しいですね」
――決勝戦の勝負のカギを教えてください。
「やはりフィジカルの勝負だと思います。明治のアタックも前に出て勢いをつけてどんどん順番にアタックしていくのを売りにしていますし、帝京さんもディフェンスでプレッシャーをかけて前に出させないっていうのをすごく武器にしていると思うので、そこのフィジカルの接点でどっちが勝つかっていうところがカギになるのかなと思います」
――意気込みをお願いします。
「僕ができる領域ではもう全力を尽くしてやろうっていうのはずっと決めています。やはり『ONE MEIJI』なので、スタッフも選手と同様にクオリティで求められていることはやろうと決めていました。僕は主にチケットだったり、部員のスケジュールを詰めたりっていうところを主務と一緒にやってきたんですけど、ここも最高の準備ができてきてるのかなと思っています。選手も最後出し切って、帝京にこの一試合だけでもいいので勝って、みんなで最後いい景色を見たいなって思います」
児嶋基学生トレーナー(情コミ4=明大中野)
――決勝戦の勝負のカギを教えてください。
「重戦車軍団明大が挑む帝京大FW陣との真っ向勝負です」
――注目選手をそれぞれお願いします。
「明大はルーキー海老澤琥珀(情コミ1=報徳学園)のフレッシュなプレーに注目して欲しいです。帝京大はチームを率いるキャプテン江良颯です」
――決勝戦の見どころを教えてください。
「前への精神を持つ伝統の明大重戦車と、横の攻撃を見せる明大BK陣とのハイブリット重戦車のコントラストです」
――チームの雰囲気を教えてください。
「5年ぶりの優勝奪還に向けて廣瀬主将(雄也・商4=東福岡)中心にチームがまとまっています」
――意気込みをお願いします。
「4年間の思いも込めて精一杯サポートします!スタッフも全員で優勝をつかみ取ります」
坂下航亮学生アナリスト(法4=本郷)
――決勝戦の見どころを教えてください。
「もうシンプルにコンタクトの局面全てです。ボールキャリーで帝京大に当たるところもそうですし、ディフェンスでタックルに行くところも、そのコンタクトの局面でどれだけ戦えるのかというところが盛り上がるところなのかなって思います」
――注目の選手を教えてください。
「めっちゃ悩みました。FW、BKそれぞれ1人あげるなら、FWは淳貴(床田・情コミ4=桐蔭学園)で、BKは秋濱(悠太・商3=桐蔭学園)です。淳貴は、セットプレーのスクラムで相手の3番の選手も上手だし強いと思うので、そこでトイメンになる淳貴はカギになるのかなって思います。秋濱は、本当に気が利く選手なので、帝京大の一瞬のスキを突いていったり、ピンチを防いでくれたりするところに個人的にすごく期待しています」
――選手権でのエピソードを教えてください。
「4年生は『もう1回みんなとご飯食べたい!もっとみんなとラグビーしたい!みんなと一緒に風呂入りたい!』そういうことを試合前の円陣の時に言っていました」
――理想の勝ち方はありますか。
「帝京の強みは得点力に目が行きがちですが、僕はディフェンスかなって思っています。そのディフェンスに対して、どれだけ点を取れるか。たくさん点を取ったら勝てるので、どれだけ明治の攻撃が帝京に対して通用するのかというところかなと思います。他の人がどう思っているかわかりませんが、ロースコアよりは点を取って勝つというところが一番考えられる勝ち方かなって思います」
――意気込みをお願いします。
「個人的には、大きく何かを変える力は僕にないので、ただ淡々とやることをやるだけなのかなって思います。 自分のやらなきゃいけないことをしっかりやって、最後終われたらいいなと思います」
不京大也主務(営4=明大中野八王子)
――明大の注目選手を教えてください。
「松下潤一郎(法4=筑紫)ですね。しっかりFW陣を引っ張っていってもらって、スクラムもそうですし、ラインアウトの部分などセットプレーもカギになるので、そこは一つ完璧にというか、リードしてやって欲しいなとは思っています」
――関東大学対抗戦での敗戦から帝京大以上に明大が成長してきた自信がある部分はありますか。
「オフザボールの部分に関してはすごく帝京大戦で課題が出て、そこに対してしっかり積み上げてきてだんだん良くなってきているので、前回の帝京大戦から成長している部分かなという風には思いますね。一つ一つ挙げればキリがないんですけど、アタックのオプションだったりとか精度だったりも上がってきていますし、ディフェンスの部分でもシステムを少し整えて、それに対する理解度だったり実行力だったりという部分も上がってきているので、本当に全体的にチーム力はすごく上がっています。特に明早戦と選手権の2試合を経てすごく上がっているなという風には感じています」
――決勝戦ではどのようなところに注目してほしいですか。
「フィジカルバトルですかね。帝京大もすごく強いと思うんですけど、明大もそれに劣らずフィジカルで勝っていきたいなと思っています。明大の選手がばちばちとやり合っているところを見てほしいなと思います」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「決勝という日本一を目指してきてそこにチャレンジできる舞台にまず立てたっていう部分と、今シーズン唯一負けている帝京大が相手という部分で、本当に一昨年も昨年度も負けている相手なので、ずっと決勝で帝京大を倒すっていう部分にフォーカスしてやってきているので、いよいよ来たかっていう感じです。チーム的にもいい準備を重ねていて、いい緊張感が出ているのかなという風には思いますね」
――意気込みをお願いします。
「ずっと4年間日本一を目指してやってきて、今年度に関しては4年間一緒に頑張ってきた仲間との最後ですし、その夢が目の前にあるからには絶対につかみ取りにいきたいなと思うので、しっかりと準備して決勝に臨みたいなと思います」
――ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
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