
(172)箱根駅伝事前インタビュー⑩/甲斐涼介
いよいよ目前に迫った箱根駅伝(以下、箱根)。3大会連続でシード権を逃している明大は、全日本大学駅伝予選会敗退や駅伝監督の交代など変革を迫られた1年に。それでも、4年ぶりのシード権獲得と総合8位以上という目標は揺るがない。箱根を前に、選手たちの決意がにじむコメントをお届けする。
第10回は甲斐涼介(情コミ3=宮崎日大)のインタビューです。(この取材は12月18日に電話で行われたものです)
――現在のコンディションを教えてください。
「上尾シティハーフマラソン(以下、上尾ハーフ)が終わってちょっと疲れがあったのですが、今はだんだん状態も上がってきているかなという感じです」
――上尾ハーフを経て練習に生かしていることはありますか。
「上尾ハーフの1週間後ぐらいには富津で合宿がありました。それまではちょっと疲労を抜いて、また合宿から立て直そうという気持ちでやっていました」
――富津合宿ではどのような練習をされましたか。
「合宿では負荷の高い練習をして、20キロのビルドアップ走などをやったりしていました」
――箱根まであと少しですが、現在の心境はいかがですか。
「初めてエントリーメンバーに選ばれたので、メンバーに選ばれたからには出走してチームに貢献したいと思っています」
――走りたい区間はありますか。
「監督に指示された区間をしっかり責任を持って走りたいです」
――今のチームの雰囲気はいかがですか。
「練習もみんなできていて生活の中でも仲がいいので、いい雰囲気でやっているのかなと思っています」
――チーム内で調子がいいと感じる選手はいらっしゃいますか。
「特別調子がいい選手はあまり分からないですが、みんな練習などしっかりできているので、みんな調子がいいと思います」
――4年生と走れる機会も残りわずかですが、今まで一緒に走っていかがでしたか。
「走っている時もそうなんですが、自分が1年生の時から約3年間付き合ってきた人たちで普段も一緒に出かけたりしていたので、ちょっと寂しい気持ちがあります」
――箱根までの期間で強化していきたいことはありますか。
「ここから強化できることはあまりないと思うので、あとは1年間やってきたことを続けて状態を上げていきたいです。私生活からしっかりすることが状態を上げることにもつながると思うので、そういう細かいことをしっかりやっていきたいと思います」
――最後に意気込みをお願いします。
「出走することになったら、他大に負けないように1秒でも早く襷をつないで明大に貢献したいです」
――ありがとうございました。
[石井遥]
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第100回箱根駅伝まであと6日。
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