
(171)箱根駅伝事前インタビュー⑨/山本樹
いよいよ目前に迫った箱根駅伝(以下、箱根)。3大会連続でシード権を逃している明大は、全日本大学駅伝予選会敗退や駅伝監督の交代など変革を迫られた1年に。それでも、4年ぶりのシード権獲得と総合8位以上という目標は揺るがない。箱根を前に、選手たちの決意がにじむコメントをお届けする。
第9回は山本樹(営2=専大松戸)のインタビューです。(この取材は12月18日に行われたものです)
――現在のコンディションを教えてください。
「いい感じに練習が継続できているので、本番に向けて調整して(調子を)上げていければなという感じです」
――箱根まで残り数日ですが、どのようなことに取り組んでいきますか。
「やっぱり体調管理やケガに気を付けるなど基本的なことをしっかりしていきたいです」
――今回初めてエントリーメンバーに選ばれたことに対する率直な気持ちを教えてください。
「めちゃくちゃうれしいとかはあまりなくて、ちょっと言い過ぎかもしれないんですけど結構自信はあったというか選ばれるつもりでいました」
――希望区間を教えてください。
「希望区間は7区か8区です」
――7区と8区を希望する理由を聞かせてください。
「自分の今の力的に往路じゃなくて復路だと思っていて、6区は特殊区間で9区と10区は距離が長いので、それだったら走りたいのは7区か8区かなという感じです」
――7区や8区を走るための対策はされていますか。
「特に何かしているわけではないんですけど、多分単独走になるので自分でペースを作ることは意識していてたまに練習で引っ張りに挑戦したりはします」
――単独走についてどのようなイメージを抱いていますか。
「得意ってわけではないんですけど、できないことはないとは思います」
――自身の走りの強みはどんなところだと考えていますか。
「強みは淡々と走れるところだと思います」
――目標を教えてください。
「もし走ることになったらやっぱり走っただけで終わりたくないので、区間5番以内を目指して結果を出して終わりたいです」
――現在のチームの雰囲気はどのように感じていますか。
「チームの雰囲気は箱根に向けてちょっとピリピリした感じがあります。でも、練習以外はわいわいしているので結構いい雰囲気だと思います」
――山本選手から見て調子のいい選手を挙げるとしたら誰になりますか。
「森下(翔太・政経2=世羅)ですね。見ていて動きが軽やかでいい動きをしているなと思います」
――森下選手を含め昨年度の箱根に出走した同期の3人はどのような存在ですか。
「1年目から走れるっていうのはすごいことだと思います。自分もそこに追い付きたいという思いがありますし、何なら追い越してやろうという気持ちでいます」
――今回の箱根で4年生は引退となりますが、4年生はどのような先輩でしたか。
「4年生はかなりお世話になった人が多くてみんな優しいし面白い先輩だなと思います。練習中では杉さん(彩文海・文4=鳥栖工)や児玉さん(真輝・文4=鎌倉学園)が声掛けで練習の雰囲気を良くしてくれて、それを聞いて自分も頑張ろうと思えるのでとてもありがたいです」
――最後に意気込みをお願いします。
「チームの目標に少しでも貢献できるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[島田五貴]
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第100回箱根駅伝まであと6日。
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