
(168)箱根駅伝事前インタビュー⑥/古井康介
いよいよ目前に迫った箱根駅伝(以下、箱根)。3大会連続でシード権を逃している明大は、全日本大学駅伝予選会敗退や駅伝監督の交代など変革を迫られた1年に。それでも、4年ぶりのシード権獲得と総合8位以上という目標は揺るがない。箱根を前に、選手たちの決意がにじむコメントをお届けする。
第6回は古井康介(政経2=浜松日体)のインタビューです。(この取材は12月17日に電話で行われたものです)
――現在のコンディションを教えてください。
「箱根駅伝予選会(以下、予選会)後に少し下がっていたのですが、そこから徐々に上がりつつあります。いい状態に持っていけていると思います」
――予選会後の練習はどのように取り組まれましたか。
「予選会後に一番上のAチームでの練習がうまくできない期間がありました。少し疲労をためすぎてしまったので、Bチームで落ち着いて練習をこなすことで疲労を抜いてから、Aチームに戻り調子を上げてきました」
――富津合宿の練習で意識されたことはありますか。
「練習自体が質の高いものだったので、できる限り付いていくことを意識しました。最低限をしっかりして、時間がある限りジョグを走っていました」
――エントリー発表の直後はどのような心境でしたか。
「まず箱根で走ることが目標なので、その通過点としてほっとした部分があります。まだ走ることが決まったわけではないので、油断はせずにしっかり練習もこなしていきたいと思います」
――同期が多くエントリーされていることに関してはいかがですか。
「勢いのある学年だとよく言われます。口には出さないのですが、互いに意識して練習しているからだと思います」
――希望区間はありますか。
「8区を走ることができればいいなと思っています」
――その理由を教えてください。
「父が箱根の8区を二度走っていて、区間4位でした。その時の父の順位を越すことが目標なので8区を走りたいです」
――調子のいい選手はいらっしゃいますか。
「森下(翔太・政経2=世羅)は夏合宿の時期に練習のし過ぎで調子が落ち気味だったのですが、最近はめちゃくちゃ上がってきていると思います」
――箱根はどのような位置付けの大会でしょうか。
「まずは本当に父を目標にしているのでその父の順位を越すための大会のような位置付けです」
――最後に意気込みをお願いします。
「安定した走りをしつつ、自分なりに攻めた走りもしっかりできるよう頑張りたいです」
――ありがとうございました。
[熊谷実夏]
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第100回箱根駅伝まであと8日。
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