(69)全日本大学選手権 決勝対京産大戦 試合後選手コメント③

2023.12.25

太田龍之介(政経4=ファジアーノ岡山U―18)

――今日の試合振り返っていかがでしたか。

 「前半は相手に合わせてしまう形になり、後半立て直して明治らしいサッカーができたと思います」

 

――優勝された今の気持ちを教えてください。

 「4年間積み重ねてきたことが結果に表れて、素直にうれしい気持ちです」

 

――インカレ初戦と3回戦で太田選手のゴールがありましたが、今振り返っていかがでしたか。

 「今日も絶対に決めなければいけないシーンがあった中で、自分の甘さが出たなと思います。これを今後の課題として来年からプロに行くので、これを真摯(しんし)に受け止めてまたやっていきたいと思います」

 

――明大での活動は今日終わってしまいますが、4年間いかがでしたか。

 「4年間紆余(うよ)曲折ありながら、苦しい時期もつらかった時期もありましたが、こうやって日本一という形で終われてよかったと思います」

 

 

田中克幸(商4=帝京長岡)

――途中出場から得点を決めて勝利に導きました。試合を振り返っていかがでしたか。

 「自分が流れを変えることでチームに貢献したいという思いでベンチから見ていました。ハーフタイムに自分が出るとなった時に、前半明治のサッカーができていなかった中、自分が変えたというよりかはチームとしてうまく(流れを)変えれたというのが今日の印象です。自分の得点シーンは、自陣からミドルスプリントを入れてサイドにうっちー(内田陽介・政経3=青森山田)がいたので、最初ヒールパスをしようと思ったのですが、相手がうまくそっち(のコースを)切ったのでしっかりキャンセルして、ファーストタッチがうまく決まり1枚剥がせたのであとは振り抜いて得点できました。1点目が入ってから早めに2点目が入ったので、チームもすごく楽になっていい試合運びになったかと思います」

 

――高校の時に取れなかった日本一を大学で取れましたがいかがでしたか。

 「高校時の自分たちの代は力があると言われていて、自分たちも本当に自信がありましたが、青森山田高に力負けして悔しい思いをしてきました。1年生の頃から常に日本一と言われているような大学に入ることができて、でもトーナメントで勝てないことばかりで本当に悔しい思いをしてきました。そんな中、自分たちの代が日本一を取れて、素直に本当にうれしく言葉では表せないくらいの感情があります」

 

――明大に入学して良かったなと思うことはありますか。

「もう本当に明治に来て本当に良かったというのが素直な感想です。明治に来て人間性や厳しい環境の中で4年間積み上げることができて、サッカーもサッカー以外のところでも本当に勉強させてもらって今があります。来年はコンサドーレ札幌という素晴らしいクラブで、自分が行きたいクラブに進むことができるのは、明大に来て4年間過ごしたからこそだと思うので、本当にそれは素直に明治に来てよかったなと思います」