
(89)全国大学選手権・筑波大戦 試合前日コメント②
全国大学選手権(以下、選手権)がついに開幕する。初戦の相手は筑波大。絶対に負けられない一戦に挑む選手たちにインタビューを行った。
スクラムハーフ萩原周(商4=大阪桐蔭)
――関東大学対抗戦(以下、対抗戦)が終わってからここまでどんな練習をしてきましたか。
「一つ一つのプレーにこだわろうということでアタックもディフェンスでもいい練習ができたと思います」
――明大の注目選手を教えてください。
「琥珀(海老澤・情コミ1=報徳学園)ですね。相手のバックスリーも1年生が多くて、琥珀は(明大で)唯一1年生で入っているので期待しています」
スタンドオフ伊藤耕太郎(商4=国学院栃木)
――個人的にはどのようなことを意識して練習に臨んできましたか。
「アタックのところは早大戦すごく良かったので、しっかり良かったところを伸ばしていけたらいいなと思いながら練習してきました。ディフェンスのところは僕がフルバックの位置に入ったりすることもあるので、コミュニケーションの部分っていうところをすごく意識してやってきました」
――筑波大戦ではどのようなゲームメークを意識していきたいですか。
「FWのところでしっかり優位に立って、一つ一つのゲインもモメンタムを持ったアタックというところを作ってから、いい流れでアタックしていきたいなっていう風に意識したいです」
左センター平翔太(商2=東福岡)
――筑波大の印象はいかがですか。
「キーマンである楢本(筑波大)選手が高校一緒なんですけど、鼻を骨折して手術して今回出られないので、その楢本選手1人だけで大きく変わるのかなと思っていて、スキルの高い選手が1人抜けると穴になってくると思うので、そこを突いて得点につなげられたらなと思います」
――筑波大戦はどんなプレーで活躍したいですか。
「早大戦でも自分の強みであるモメンタムを持った縦のプレーでゲインする場面が多かったので、筑波大も早大のように流してくるディフェンスをしてくると思うので、モメンタムを持ったアタックをしていきたいです」
右ウイング安田昂平(商3=御所実)
――対抗戦全体を振り返っていかがですか。
「帝京大に負けてしまいましたが、まだ対抗戦だったのでやり直しが効くので、1位通過になれなかったのは悔しいんですけど、自分たちがやってきたことをしっかりやれたということはいい収穫だったかなと思います」
――選手権の全体の意気込みをお願いします。
「本当に日本一になりたいので、日本一になるために切磋琢磨(せっさたくま)して、まずは明日圧倒して勝ちたいなと思います」
フルバック池戸将太郎(政経4=東海大相模)
――筑波大戦の勝負のカギはなんだと思いますか。
「相手じゃなくて自分たちにフォーカスして、早大戦も自分たちにフォーカスしたおかげで春からやってきたことっていうのも出たと思うので、勝負のカギは自分たちにしっかりフォーカスして、春からやってきたことっていうのをもう1回出すというシンプルなところだと思います。プレー面で言ったら当たり負けないことと、しっかり最初から筑波大は気持ち込めてやってくると思うんですけど、絶対気持ちの面でもプレーの面でも引かなこと、前に出続けることが大事なところかなと思います」
――筑波大戦の意気込みをお願いします。
「負けたら終わりの選手権ですが、このメンバーとやれるラグビーをしっかり楽しんで、見ていて面白いラグビーができるように頑張ります」
山村和也(商2=報徳学園)
――久しぶりの紫紺ですがいかがですか。
「15人制だと去年の選手権の準々決勝以来で、緊張もありますが入ったからにはしっかり勝ち切らないといけないので、そのプレッシャーを楽しみながらプレーできたらと思います」
――筑波大戦の意気込みをお願いします。
「どのポジションで出るかわからないですが、与えられた役割をしっかり果たして、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」
廣瀬雄也主将(商4=東福岡)
――明日の試合のテーマを教えてください。
「『ノーリミット』っていうのを今週は掲げていて、限界がないっていうのをやっていますし、筑波大戦をただ勝つっていうよりかはしっかりと準決勝、決勝に向けた明早戦より成長した姿を見せないといけないと思っていて、歴代の優勝チームを見るとこの準々決勝っていうのは圧倒的な力になっているので、そういうところをフォーカスしてやっていました」
――廣瀬選手にとって最後の選手権が開幕しますが今の率直な気持ちを教えてください。
「まだグラウンドに立てていないのはすごく悔しいんですけど、1月2日の試合にしっかりと出られるように、まずは明日メンバーを信じて勝ってもらって、僕は1月2日に向けて準備するだけなので、そこはしっかりやっていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
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