
(88)全国大学選手権・筑波大戦 試合前日コメント①
全国大学選手権(以下、選手権)がついに開幕した。初戦の相手は筑波大。絶対に負けられない一戦に挑む選手たちにインタビューを行った。
左プロップ床田淳貴(情コミ4=桐蔭学園)
――関東大学対抗戦(以下、対抗戦)の筑波大戦は接戦でしたが、明日はどのような試合になりそうですか。
「向こうは選手権で一回試合をしてますし、僕らは初戦なので対抗戦とは(展開が)ガラッと変わると思います。でもあまり相手のことを見過ぎず、自分たちのプレーをやっていけばしっかり結果はついてくるんじゃないかなと思います」
――ディフェンスで意識したいことはありますか。
「早明戦は後半20分まで完璧なディフェンスだったので、体力というよりは気持ちのところで点差が開いた時も気を引き締めて、マインドとしては0対0っていうところで集中を切らさずやることが優勝に近づくために大切なところかなと思います。80分間集中を切らさずに頑張りたいです」
フッカー松下潤一郎(法4=筑紫)
――選手権の初戦ですがいかがですか。
「去年はここ(準々決勝)で負けてしまったので、絶対年越しをみんなでしたいなっていうのはあります。個人としては自分のできる精一杯のパフォーマンスを出したいと思います」
――筑波大相手にどのような戦いをしたいですか。
「結構いやらしいチームだなという印象で、一発で一気に取ってくるチームだと思うので、気を抜かないことが大事かなと思います」
右プロップ為房慶次朗(文4=常翔学園)
――筑波大の印象はいかがですか。
「BKがたくさん動いてくるので、外にボールを回されると怖いなと思います」
――筑波大のキーマンはいますか。
「ナンバーエイトの谷山(筑波大)とフルバックの増山(筑波大)です。谷山はフィジカルが強いですし、増山はスピードがあってスペースがあったら走り込んでくるので注意しています」
左ロック山本嶺二郎(法4=京都成章)
――FWの雰囲気はいかがですか。
「スクラム、ラインアウトともにいいクオリティーを出せてますし、しっかり自信を持ってFW中心に試合を作っていきたいです」
――明日もゲームキャプテンを務めますがいかがですか。
「やっぱり雄也(廣瀬主将・商4=東福岡)のキャプテン姿をまだ見たくて、ここで負けるわけにはいきません。次は雄也も試合に出てくれると思いますし、雄也が出ないまま終わるのはありえないので、ゲームキャプテンとしてプライドを持って勝てるように頑張りたいです」
右ロック佐藤大地(法3=国学院栃木)
――ケガからの復帰ですが、どのように調整しましたか。
「この時期だとちょっと抜けるだけでチームのアタックやディフェンスのシステムとかも変わってくるので、そこで遅れを取らないようにみんなから教えてもらったり練習動画を見たりして予習して復帰しました」
――筑波大戦に向けて意気込みをお願いします。
「選手権は1年生の時に一回出たことしかないので緊張するところがあるんですけど、緊張せずにどこまで頑張れるか、楽しんでいきたいと思います」
左フランカー森山雄太(政経4=東福岡)
――筑波戦の勝敗のカギはなんだと思いますか。
「僕らはアタックで前に出れたらテンポが出せて、BKがうまいのでそのままトライしてくれます。なので、フォワードのキャリーで前に出るところですね」
――前回の早大戦の時は後半のディフェンスが少し崩れたタイミングがあったと思いますが、そこに関してはどのように対策してきましたか。
「トランジションのところが多くて、ラックに寄りすぎて、外に振られて、ゲインされることがずっと続いたので、そこはしっかり修正してきました」
亀井茜風(政経4=長崎北陽台)
――今日の練習はいかがでしたか。
「ミスがあったり前半勢いが足りていないところがありました。後半もミスはあったんですけど修正して、しっかり勢いを持ってみんなで話してフォーカスすることを決めてそれが実行できたかなと思います」
――筑波大対策としてどのように準備してきましたか。
「FWのセットプレーの部分は明治に分があると思うので、もう一回スクラムの基本的なセットアップのところを見直したり、ラインアウトのサインを増やしてモールで取り切るとか、FWはそういうところをやってきました」
――ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
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