
(64)全日本大学選手権 準決勝対筑波大戦 試合後監督コメント
栗田大輔監督
――今季は勝てていなかった筑波大を倒して決勝進出を決めました。試合振り返ってみていかがですか。
「やはり大学サッカーの最高峰のゲームをしたいなと。大学サッカーのお互いトップとしてプライドもあるし、そういった中で本当に一点勝負になるだろうなというような気持ちで入りました」
――HTで田中克幸(商4=帝京長岡)を入れましたが、どのような意図でしたか。
「前半うちがずっと守備に追われていたので、HTにみんな守備したいのかと(聞きました)。うちは別に守備のチームじゃないし、やはりボールを握って攻撃するところでサッカーの喜びがあるわけなので、田中克を入れてゲームを落ち着かせようと。筑波は明治を見ながらサッカーやっているけど、明治は筑波を見ながらサッカーやっていないから、自分たちも筑波を見ながらサッカーやりなさいと言って、後半入った時にゲームが落ち着いたので、あそこが得点につながったと思います」
――守備陣に関してはいかがですか。
「今日は井上(樹・法4=ヴァンフォーレ甲府U-18)、鷲見(星河・政経3=名古屋グランパスU-18)、あと岡(哲平・政経4=FC東京U-18)を中心に本当にはじき飛ばしていたし、相手もなかなか決定機のシュートのところまではこぎつけていなかったので、そういう意味ではお互いにすごく緊張感のある、シュートの少ないゲームでしたけど守備陣はよく頑張ったと思います」
――鷲見は久しぶりの出場でしたがいかがでしたか。
「この2カ月ぐらい鷲見を見ていながらずっと頑張り続けていたから、この大舞台で彼のスピードとか、スケール感に賭けて先発起用したんですけど、本当にやり切ってくれて素晴らしかったと思います」
――得点を決めた中村草太(政経3=前橋育英)についてはいかがですか。
「ここのところやはり彼自身も、マークされて得点やアシストから遠ざかっていて、本人も外部の評価と焦りというか、そういう中でうめいていたと思います。僕からもこのレベルで決定的な仕事をできるようにならないと、もう一個上のレベルでは厳しいぞと(言いました)ただ、やっぱりここでそういったものを超えてきているので楽しみです」
――改めて決勝に向けて意気込みをお願いします。
「もう優勝しか考えていないので、本当にみんなで最後笑って12月24日終わりたいと、それしか思ってないです」
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