
(7)リーグ戦後ラストインタビュー/知念永莉菜マネジャー
今季100周年を迎えた明大ホッケー部は、関東学生1部リーグ戦(以下、リーグ戦)で46年ぶりの春秋連覇を果たし、リーグ戦での通算優勝回数は41度目となる最多優勝を記録。また全日本大学王座決定戦(以下、王座)では9年ぶりに表彰台入りを飾り、100周年の節目にふさわしい成績を収めた。本記事では、シーズン終了後のインタビューをお届けする。
第7回は知念永莉菜マネジャー(成蹊大)のインタビューをお送りします。(この取材は11月28日に行われたものです)
――ホッケー部のマネジャーになろうと思った理由を教えてください。
「私自身大学は他大ですが、きっかけは2歳上でプレーヤーの村井巧(令3法卒)さんが私のアルバイト先の先輩で、その先輩に『やってみない?』と言われて大学2年次の4月から入部しました」
――見学で感じたホッケーの魅力について教えてください。
「スピード感がやっぱり初めて見たとき一番圧倒されて、さっきまでチャンスだったのに1本長いパス回るだけで30秒後にはピンチになったりするじゃないですか。その試合展開の速さ、ずっと目が離せない感じが面白いなと思います」
――明大ホッケー部のマネジャーさんの業務について教えてください。
「ボトルやドリンクの準備、あとは試合の時はタイマーとか交代です。あとは時間管理とか各種SNSで試合速報を載せることが主な業務です。土日朝午前9時半からの練習は必ず参加して、2、3年次は朝練で私も6時からグラウンドに入っていました」
――この1年のチームを振り返って知念さんはどのように感じましたか。
「自分たちの代が主体になって頑張っていた1年で、チームのことをよく考えているんだなと感じました。そして、それが結果につながっているところを見ていてすごくうれしい、かっこいいなと思いました。こんな感じの4年生がこんなに引っ張って結果残してってかっこいいなって本当に思っていました」
――最後の試合の時に2年生のマネジャーが号泣していて、知念さんの存在が大きかったんだなと感じました。
「マネジャーって練習の時とかあまりボール拾いとかはなくて。結構3人で座っていたり話したりしていて、一緒にいる時間がすごく長かったです。来年から2人で一緒に頑張ってほしいと思っています」
――4年間で最も印象的だったシーンはありますか。
「特に、今年度の春リーグ戦の準決勝、決勝戦で逆転勝利を収めたことが印象に残っています。これまで点を取られたら負けてしまう状況が多かったですが、今年度は後半も粘り強く戦って、勝利できていました。2、3年生が力をつけ、チームをけん引してくれたことが大きかったと思います。以前勝てた試合は、先制点を取って逃げ切る試合が多かったですが、今回の春リーグ戦と王座は、大事な順位決定戦で逆転勝利したことが非常に印象に残っています」
――ありがとうございました。
[杉田凜]
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