(84)関東大学対抗戦・明早戦 試合前日コメント②

2023.12.02

 帝京大に敗れ5勝1敗で迎える関東大学対抗戦(以下、対抗戦)も、いよいよ残るは早大戦のみとなった。2位争いをかけた伝統の一戦を控えた選手たちにインタビューを行った。


廣瀬雄也主将(商4=東福岡)

――グラウンド外からのチーム作りではどのようなことを意識していますか。

「しっかりと外から練習見て、グラウンド内だけじゃなくて外から気づくこともいっぱいあるので、逆にあえて何も言わずにグラウンド内の選手たちがどんな感じで喋ってんのかなとか、こういうことを気づいたりするんだなとか、逆に中でしか気づかないこともあるんだなっていういろいろな視点から見ることで、僕がチームに帰ってきた時にはいい影響をもたらすことはできるんじゃないかなとすごく感じます」

 

――早大戦ではどのようなプレーを期待したいですか。

「まず1年間積み上げてきた自分たちのアタックの強みとかメンタルのところや、しっかりフォワードが前に出てハイブリッド重戦車とかのところの強みを存分に出して、明治のプライドというか〝前へ〟っていうのはすごく体現してほしいなって感じます」

 

――主将として早大戦に向けての意気込みをお願いします。

「メンバーだけじゃなくノンメンバーも含めてしっかりと『ONE MEIJI』になっていかないと絶対に早大には勝てないと思うので、試合のギリギリまでしっかりとノンメンバーからサポートして準備して、最高のバトンをメンバーに渡せたらなと思うので、あとはメンバーに任せてみんなで勝ちにいきたいなと思います」

 

スクラムハーフ萩原周(商4=大阪桐蔭)

――今日の練習の雰囲気はいかがでしたか。

「結構みんなミスボールの反応だったりそういうのが早かったので、試合を想像できていたので良かったと思います」

 

――帝京大戦からどのような練習をしてきましたか。

「帝京大に負けて自分たちの細かいところの甘さに気づいたんで、大幅に変えるっていうよりかは突き詰めるというか、一つのプレーや一つのキック、パスなどを詰めるというのをみんな意識してやっていたと思います」

 

スタンドオフ伊藤耕太郎(商4=国学院栃木)

――帝京大戦からチームとして意識していたことを教えてください。

 「帝京大戦では明治のラグビーというのは全くできなくて、帝京大に対してのラグビーというのをしようとしていました。試合でもそのラグビーをしてしまい、明大が今までやってきたことを全く出せなかった試合でした。今までやってきたことのクオリティーを上げて明早戦に挑もうというところで、もっと今までやってきたことというのを体にも染み込ませなくてはいけないなっていうところで、練習中のコミュニケーションや練習時間外でのコミュニケーションというのを増やしていました」

 

――明早戦への意気込みをお願いします。

 「最後の明早戦というところで、帝京大戦で少し焦ってしまったので落ち着いてオーガナイズして、持ち味のランではしっかり前が空いたら仕掛けていきたいなと思っています。頑張ります」

 

左ウイング海老澤琥珀(情コミ1=報徳学園)

――明早戦の勝負のカギを教えてください。

 「FWです。負けることないと思うんですけど、FWがもうひたすら前に出てくれればBKも非常にやりやすいので、(FWの頑張りに対して)僕たちがどれだけ頑張れるかですね」

 

――明早戦への意気込みをお願いします。

 「国立競技場はずっとテレビで見ていた場所なのですごく楽しみです。チームを勢いづけるようなトライを取ります!」

 

左センター平翔太(商2=東福岡)

――今週のテーマを教えてください。

 「『オールアウト』です。全力で出し切るという意味なんですけど、どの局面においてもどんなスキルにおいても出し切るっていうのが求められているので、しっかり一つ一つのプレーに集中していきたいなと思います」

 

――帝京大戦に続いて12番ですがいかがですか。

 「しっかり紫紺の責任を持って、プライドを持って戦いたいと思います。相手がずらしてくるプレーが多いので、縦に突っ切っていくようなプレーを意識してやっていきたいです」

 

右センター秋濱悠太(商3=桐蔭学園)

――明早戦ではどのようなプレーを見せたいですか。

「大きな舞台なんですけど、特別なことをせずにシンプルにボールを持ったら前に出るだったり、80分間ディフェンスで相手にプレッシャーをかけ続けるという基本的なことをやりたいです」

 

――明大の注目選手を教えてください。

 「5番の茜風さん(亀井・政経4=長崎北陽台)がずっとケガだったり、ジュニアで引っ張ってくれた選手で急遽今回メンバー入って、きっと声でもプレーでも盛り上がってくれるのでそこに注目してもらいたいです」

 

右ウイング安田昂平(商3=御所実)

――BK陣で意識してきたことを教えてください。

 「キックの処理だったり、相手が流してくるディフェンスなのでその流してくるディフェンスに対して、自分たちの個人技を出して強くタックルするようにBKでは意識して練習しています」

 

――明早戦への意気込みをお願いします。

 「14番でチームに勢いを付けられるようにトライを取るのが仕事なので、多くて3トライくらい取れたらいいかなと思います。しっかり勝って日本一につながるいい準備ができたらいいです」

 

フルバック池戸将太郎(政経4=東海大相模)

――勝利のカギを教えてください。

「やってきたことをしっかり出せるかという、練習でやってきたことしか出せない中で練習でやってきたことを出せなかったら試合に勝てないし、それ以外を出そうとしてもできないし、帝京大戦から切り替えてやってきたことをしっかりと出すことが勝利のカギだと思います」

 

――『オールアウト』というテーマの中で、どのようなプレーを見せたいですか。

 「80分間しっかり出しきってオールアウトってところもそうですけど、体力もそうだしスキルでは今自分が持っているスキルを出し尽くすっていうところを意識していると思います」

 

――ありがとうございました。

 

[ラグビー部担当一同]