
(80)特別編 早大特別インタビュー! 伊藤大祐「なんとしても日本一に」
関東大学対抗戦(以下、対抗戦)・明早戦直前ということで、早大の伊藤大祐主将(スポ4=桐蔭学園)に突撃インタビューを行いました。今年度のチームのことや明早戦への意気込みを伺った、ここだけのインタビューとなっております! (この取材は11月7日にオンラインで行われたものです)
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「ラグビー始めたのは小1で、父と兄がラグビーしていたので、そのまま一緒に兄がやっていたクラブスクールに入ったのがきっかけです」
――早稲田大学に進学を決めた理由を教えてください。
「大学だったら早稲田かなと思っていました。BKだったらやっぱり一番難しい状況の中でやれるっていうのが早稲田なので、そういう部分が将来自分の中で生きるかなと思い選びました」
――伊藤大選手の強みを教えてください。
「ランが得意ではあるんですけど、ハイボールやパスキックもスキルを上げてきているので、その辺のスキルに関しては結構自信はあります」
――早大の強みを教えてください。
「ディフェンスだったら、みんな体が大きくない中で、対1でやれない部分とかも多いんですけど、本当に多くワークして多くプレーしてというのが強みだと思いますね。アタックでも同じような感じでBKにはいい選手がいて、日本一だってプライドを持ってやってるので、その部分は意識してやれるようにしています」
――春からこの対抗戦に向けて、早大が強化してきた部分や対策してきた部分を教えてください。
「全体的に伸ばそうと思ってやってはいるんですけど、ディフェンスですね。FWだったら特にモール。帝京戦でも1本取れたので、そこは今回を機に成長していけたらいいなって思うところです。BKもやっぱり展開力あると思うので、そのスキルをしっかりコミュニケーションをもっと取ったりして向上させていけたらなと思います」
――主将として求められているものを教えてください。
「僕はあまり規律よくとか礼儀正しくできないタイプなので、とにかく勝ちにこだわる欲というか、勝ちの欲をチームに与えることを一番僕が体現するのがいい形だと思っています。とにかく勝ちに対しての思いをプレーでどんどんみんなをそういう気にさせていけたらいいなと思っています」
――特に頼りにしている同期はいらっしゃいますか。
「副将の2人(岡﨑颯馬・スポ4=長崎北陽台、永嶋仁・社4=東福岡)は僕に足りていないところをずっと担ってくれているので、本当に優しい2人が副将してくれています。僕が本当にやりたいことをわがままにやっている中でも、チームをまとめてくれています。あの2人がいなかったらうまくチームは回っていないんだろうなと思います。これからも信頼していますし、一緒にやっていけたらいいなと思っています」
――期待している後輩の選手を教えてください。
「本当にみんな頑張ってくれているんですけど、1年生の矢崎(由高・スポ1=桐蔭学園)と松沼(寛治・スポ1=東海大大阪仰星)。両選手は本当にいいポテンシャル持ってやってくれているので、 あんまり深く考えずに、ミスなどもあんまり恐れずに、本当にバンバンやってくれたらいいなと思っているので、あの2人にどんどん行ってほしいなと思います」
――ありがとうございました。
[成田美彩子]
◆伊藤 大祐(いとう・だいすけ)スポ4、桐蔭学園高、179センチ・89キロ。
最近は寮の近所でお花を買うことが趣味。「枯れたら新しい花を一本買いに行きます(笑)」。取材時に見せてくれたのはバラだった。
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