(47)第139回明大祭に参加! 大盛況のボッチャ体験会

 昨年度に引き続き「ボッチャで遊ぼっちゃ2023」という企画名で明大祭に参加した明大スポーツ新聞部(以下、明スポ)。コロナウィルスによる制限が無くなり、4年ぶりの全面開催となった第139回明大祭は、多くの来場者で賑わった。初日のみの教室企画となったが、ボッチャの魅力を伝えるとともに、学生新聞部としての活動を広める貴重な1日となった。

 

◆11・3 第139回明大祭(明治大学和泉キャンパス)

 

 昨年度に引き続き、パラスポーツであるボッチャの体験会を実施した明スポ。実際に教室にコートを製作し、来場者に試合を体験してもらう企画出展を行った。今年度は、来場グループ内での対戦形式の企画でスタート。開始早々から多くの体験希望者が訪れ、大盛況となった。体験中は、敵味方関係なくアドバイスをし合う場面や、プレーを称え合う拍手が見られた。さらには、リベンジマッチをと何度も列に並ぶ参加者も。子どもから大人まで幅広い世代で楽しまれたボッチャ。様々な人がパラスポーツに関心を持つきっかけとなったに違いない。

 

 終盤にはパラ大学祭の運営者である持田温紀さん(中大)も訪れ、部員とボッチャを楽しんだ。「文化祭でパラブースを出していたり、パライベントに参加していたり、このような動きが色んな大学で広がっていくことをうれしく素敵に感じている」(持田さん)。2020年の東京パラリンピック開催をきっかけに、パラリンピック競技であるボッチャの普及活動に取り組んでいる明スポ。これまでに、老人ホームを訪問しての体験会実施や、部員がボッチャ公式戦に出場するなど、様々な形でボッチャに携わってきた。今後も〝誰でも楽しめるパラスポーツ〟の魅力を多くの人に伝えるために、私たちは歩み続ける。

 

[髙橋未羽]

 

参加者のコメント

栁川蓮(商2=瓊浦:バドミントン部所属)

――ボッチャを実際に体験してみていかがでしたか。

 「投げる強さの微調整が思ったよりも難しくて、頭も使うので面白かったです」

 

藤原睦月(商1=埼玉栄:バドミントン部所属)

――ボッチャを実際に体験してみていかがでしたか。

 「すごく簡単で、面白かったです」

 

参加部員のコメント

渡辺悠志郎(情コミ3=渋谷教育学園渋谷)

――今年度もボッチャ体験会が開催されました。

 「昨年度が初めての開催だったので、今年度に続くかは未知数でした。しかし、後輩たちが頑張ってくれて、2回目の開催ができました。ありがとう、うれしいという気持ちでいっぱいです。今後も無理のない範囲で、ボッチャや明スポの良さを発信して欲しいです」

 

保坂啓太郎(農1=國學院久我山)

――出展を通して印象に残っていることは何ですか。

 「新聞を配っている時に明スポのことを知ってくださる方がいらっしゃったということです。先輩方が0から高めたブランド力を継続し、さらに高められるよう一部員として邁進(まいしん)してまいります」

 

岩田英佑(法1=明大中野)

――次年度への意気込みをお願いします。

 「サークルや他の団体に負けないほど盛り上げて、明スポの知名度を上げていきたいと思います」