
(144)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー⑤/古井康介、斎藤拓海、甲斐涼介
箱根駅伝予選会(以下、予選会)のメンバーが出場した上尾シティハーフマラソン(以下、上尾ハーフ)。出場した9人中5人が自己ベストを更新するなど収穫の多いレースとなった。今回はレース後のコメントをお届けする。
第5回は古井康介(政経2=浜松日体)、斎藤拓海(政経4=市立船橋)、甲斐涼介(情コミ3=宮崎日大)のインタビューです。
古井
64位 1時間3分59秒 自己ベスト
――走りを振り返っていかがでしたか。
「山本豪駅伝監督から『最初から突っ込んで入れ』と言われていたのですが、流れに乗ろうと思って走った結果突っ込むことができませんでした。練習の一環だった今回のレースで監督から言われた目的通りの走りができなかったのが良くなかったと思います」
――走る前の状態はいかがでしたか。
「予選会が終わってから少し調子が下がり気味になっていて、最近やっと少しずつ上がってきていたのですが、今回はもう少しいけたのかなと思います」
――予選会からの1カ月はどのように過ごしていましたか。
「みんなより疲労を抜くのに時間がかかってしまって、この箱根駅伝(以下、箱根)に向けてもっと走り込まなきゃいけない期間で十分に走り込みができていませんでした」
――今回の結果を踏まえて満足度はどれぐらいですか。
「コース的には予選会よりはタイムの出やすいコースだったのでベストは当たり前だったのと、本当はもっと記録を出さなきゃいけなかったので全然満足はしていないです」
――箱根に向けて取り組みたいことはありますか。
「もうレースの予定もないので、まずはしっかり走り込んで箱根に向けて調子を上げていきたいと思います」
――ありがとうございました。
斎藤拓海(政経4=市立船橋)
斎藤
96位 1時間4分43秒
――レースを振り返っていかがですか。
「今年度のハーフ3本目で、今までの2本が最後まで集中し切れず途中で捨ててしまうようなレースが多かったのですが、今回は最後まで集中して走り切れたのでそこは良かったと思います。でもやっぱり自己ベストじゃなかったのと、感覚としてずっと集中し切れず7割ぐらいの集中力で走っていて出し切れなかった感じもまだあるので、そこが課題だと思います」
――昨年度に同大会を走った時と比べていかがですか。
「昨年度は少し調整したのもあって結構いいタイムで走れたんですが、今年度は練習の中でとはいえ、もう少し力を出せたかなと思います」
――今シーズンを通して調子はいかがですか。
「練習はできていてもレースでぱっとしないことが多かったです。でも今回は少し兆しが見えたのでここから調子を上げていければと思っています」
――今後の練習で一番意識していきたいポイントは何ですか。
「今回のレースでやっぱり集中力が足りないなと感じたので、一つ一つのポイント練習を集中して最後まで走り切るということと、最初を突っ込めなかったのも課題なので、最初突っ込んで耐えるという動きにも慣れていけたらと思います」
――ありがとうございました。
甲斐涼介(情コミ3=宮崎日大)
甲斐
166位 1時間5分49秒
――レースを振り返っていかがですか。
「最初の4キロぐらいまではいい感じで進めていたのですが、きつくなってペースダウンしてしまいました」
――ペースダウンしてしまった要因は何ですか。
「足の疲労が少し強くて、ペースアップし切れずに落ちていってしまった感じですね」
――レースプランはどのように考えていましたか。
「今回のレースは最初に先頭集団ぐらいで進めていってそこから耐える練習の一環というチーム方針だったのですが、レースプラン通りに走れたのは最初だけでしたね」
――今後取り組んでいきたいことはありますか。
「箱根までにここから調子を上げて、チームに貢献できるように頑張っていきたいです」
――ありがとうございました。
[覺前日向子、萩原彩水、石井遥]
関連記事
RELATED ENTRIES