
(142)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー③/大湊柊翔、森下翔太
箱根駅伝予選会(以下、予選会)のメンバーが出場した上尾シティハーフマラソン(以下、上尾ハーフ)。出場した9人中5人が自己ベストを更新するなど収穫の多いレースとなった。今回はレース後のコメントをお届けする。
第3回は大湊柊翔(情コミ1=学法石川)、森下翔太(政経2=世羅)のインタビューです。
大湊
23位 1時間2分54秒 自己ベスト
――レースの振り返りをお願いします。
「レースの前に豪さん(山本豪駅伝監督)から今大会は練習の一環で『チャレンジするレースを意識しろ』と言われました。最初10キロは自己ベストほどで通過し中盤は耐える走りをしました。ラストは上がらなかったのですが、豪さんの想定したレースプランで自分も走ることができました。箱根駅伝(以下、箱根)につながる収穫のあるレースだったと思います」
――1年生ながらチーム上位でフィニッシュされました。
「箱根で走りたいという気持ちがあるので、しっかりまとめてチームにいい流れを持っていきたいと思い、強い気持ちで走りました」
――2回目のハーフマラソンでしたが、手応えはいかがでしたか。
「予選会と上尾ハーフで2回とも安定したタイムをそろえることができました。手応えとしてハーフマラソンの走り方が分かってきました」
――これからどのような練習をされますか。
「箱根はどの区間に配置されるかまだ分からないのですが、単独走など多くの場面があると思うのでいろいろなレース展開を想定していきたいです。集団走は自分はできると思っているので、個人で押していく力を付けていけるように単独走の部分をこれから箱根までに鍛えていきたいと思います」
――これからの意気込みをお願いします。
「チームとして箱根でシード権獲得、8位入賞という目標なのでそれに向けて、まずは箱根のメンバーにしっかり選ばれるようにしたいです。今後は合宿や大事なポイントが続くと思うので、そこをしっかりとこなして箱根では任された区間をしっかり上位でまとめる走りをしたいと思っています」
――ありがとうございました。
森下翔太(政経2=世羅)
森下
27位 1時間3分0秒 自己ベスト
――レースを振り返っていかがでしたか。
「15キロまでは良かったのですが、15キロ以降は少し足が重くなって途中から離れてしまいました」
――コンディションはいかがでしたか。
「全日本大学駅伝が終わって2週間しか経っていないのですが、結構調子を上げることができました。前のように完璧とは言えませんが、7割ぐらいは戻ったと思います」
――レースプランを教えてください。
「最初から突っ込んで、どこまで行けるかということがレースプランでした。最初はそれなりに突っ込んで走ることができました」
――収穫と課題をお願いします。
「予選会より速いペースで走ることができてそれを保つことができたので、調子が上がってきていることが分かりました。しかし、後半に離れてしまったので持久力的な部分ともっと調子を上げていければいいと思います」
――箱根に向けて、これからどのような取り組みをされますか。
「トレーニングは毎日続けながら、とりあえず1週間はゆっくりしたいです。そこからしっかり距離を走って、栄養などをサポートしてくれている人と話をしながら絶対に毎日8時間は睡眠をとろうと思います」
――意気込みをお願いします。
「箱根では区間賞を取ります」
――ありがとうございました。
[原田青空、加藤菜々香]
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