(141)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー②/吉川響、児玉真輝

2023.11.21

 箱根駅伝予選会(以下、予選会)のメンバーが出場した上尾シティハーフマラソン(以下、上尾ハーフ)。出場した9人中5人が自己ベストを更新するなど収穫の多いレースとなった。今回はレース後のコメントをお届けする。

 

 第2回は吉川響(文2=世羅)、児玉真輝(文4=鎌倉学園)のインタビューです。

 

吉川響

12位 1時間分31秒 自己ベスト

――レースの振り返りをお願いします。

 「スタートにかなりの人数がいて少し遅れそうになり焦りました。また、後半から先頭集団に追い付くことができなかったです。第2集団でずっと自分のレースを進め結果的には自己ベストも更新できたので良かったと思います」

 

――チーム内トップでフィニッシュされました。

 「ラスト5キロぐらいからチーム内トップという自覚があったのでこれは絶対に死守したいと思っていました。残り数キロを走り抜けチーム内トップでゴールできたことはいい経験になりました」

 

――自己ベストを更新された要因は何でしょうか。

 「予選会が終わってから練習をこなすことができ、調子をキープできました。上尾ハーフは他のハーフマラソンのレースに比べると走りやすく記録を出しやすいと聞いていて、コンディションも整った環境だったのでそれが大きな要因だと思います」

 

――今大会の課題を教えてください。

 「最後順位を上げてゴールをすることができませんでした。もっと自分より前でゴールしている人がいて、負けていることは事実なのでその人たちに勝てるようになりたいと感じました」

 

――今後の意気込み教えてください。

 「愛媛県であかがねマラソンがあり、そこでまた山登りの練習も兼ねたハーフマラソンを走ることになるので、しっかり登り坂に対応できるような走りで箱根駅伝(以下、箱根)に合わせていきたいと思っています」

 

――ありがとうございました。

児玉真輝(文4=鎌倉学園)

児玉

19位 1時間2分42秒

――今回のレースを振り返っていかがでしたか。

 「練習をしっかりとしてその流れの中でできる限り調子を上げずに調子を落として、このレースに臨むことを意識していました。調子が良くない状態の中で62分30秒くらいを出したいと考えていて、本当に練習の練習くらいで臨み62分30秒台に少し届かないくらいだったので、点数を付けるなら90点くらいです」

 

――予選会からどのような練習に取り組まれましたか。

 「予選会が終わり1週間くらいはしっかり休んでその後はポイントの質は我慢して、距離をしっかり稼いでいるという感じでした」

 

――明大全体の走りはいかがでしたか。

 「みんな僕と同じようなイメージで出ているのですが、その中で吉川に負けました。大湊(柊翔・情コミ1=学法石川)や森下(翔太・政経2=世羅)もしっかりまとめて走っていて予選会に引き続いていい感じだったのではないかと思います」

 

――予選会が終わってからチームの雰囲気はいかがでしたか。

 「自分たちが思ってる以上に結果が出たので主力は自信がついて他の主力以外の選手も頑張ろうという感じで、全体的に箱根に向かって雰囲気は良いと思います」

 

――これからどのようなことに取り組まれますか。

 「自分自身寒いことが少し苦手なので、箱根では寒さ対策をしっかりしてケガをしないということと、11月末まで練習量を確保して、12月に入ってからは練習の質を意識しながら練習をしていこうと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[島田五貴、加藤菜々香]