
(139)世田谷246ハーフマラソン事後インタビュー⑤/馬場勇一郎、室田安寿
肌寒い気候の中行われた世田谷246ハーフマラソン(以下、世田谷ハーフ)。箱根駅伝予選会への出場がかなわなかった尾﨑健斗駅伝主将(商3=浜松商)や溝上稜斗(商3=九州学院)らが自己ベストを更新し、チームを勢いづける結果となった。
第5回は馬場勇一郎(政経4=中京大中京)、室田安寿(情コミ2=宮崎日大)のインタビューです。
馬場
61位 1時間07分20秒
――初めてのハーフマラソンの感想をお聞かせください。
「自分の中で結構出し切れたなと思っています。タイムはもともと走ったことがなかったのであまり分かりませんが、レースの中身的にもうまく対処しながら走れたと思っています」
――初めて走るにあたって準備やイメージなどはされましたか。
「練習は8月から長距離の方に移行してやってきました。一回も練習を休むことなくずっと継続できていてこの1、2週間は特別な準備はしていないです。今までやってきたことを信じていつも通りの走りができたかなと思います」
――レースプランを教えてください。
「後半までしっかり走り切ることが大事だと思っていました。後半がきついコースだったので、レースの流れをうまく使いながら欲張らずに進めていきました。しっかり後半も一定のリズムを刻むというのを意識していました」
――満足度としてはどれくらいですか。
「かなり満足しています。タイムが満足というわけではなく、8月に長距離に移行してからの達成感というのがとてもありました。ゴールしてからの達成感は、ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023と比べても大きかったかなと思います」
――今大会に出場した目的を教えてください。
「箱根駅伝(以下、箱根)のメンバーに絡めるか絡めないかの一つの基準になると思っていました。やはり自分がハーフマラソンで結果を出していないと箱根を走るのは厳しいところだと思ったので、そこはとても意識しながら走っていました」
――大学生活最後の1年は、やはり出し切りたいといったところですか。
「せっかく8月から昨年度までやっていなかった長距離をやっているので、自分の達成感はもちろん大事なのですが、何かしらの形に残したいなという気持ちがあります。平成国際大長距離競技会で1万メートルの自己ベストは出たんですけど、29分台が目に見える一つのラインだと思っているので、そこを達成できるように頑張りたいなと思います」
――ありがとうございました。
室田安寿(情コミ2=宮崎日大)
室田
60位 1時間07分17秒
――レースの内容を教えてください。
「今回のレースは前半を前の集団で行って、後半少しこぼれた集団で粘るという想定でした。しかし後半を粘り切れずにずるずるといってしまったので、不甲斐ない結果になってしまいました」
――後半粘り切れなかった原因は何でしょうか。
「やはり練習をうまく消化できなかったという部分や練習の中で粘り切る走りができなかったことがあります。また、やはり体調管理が不十分だったと感じています」
――チーム内順位やタイムはいかがでしたか。
「自分が目指していた部分とはかけ離れた部分があったので、悔しい以上に自分自身に少し失望しちゃったなという感じです」
――今後の出場予定を教えてください。
「もし出られるとしたらMARCH対抗戦に今回の走りを取り返す意味でも出たいです。それに出られなかった場合は、日体大記録会などで1万メートルをメインに戦っていこうと思っています」
――今後の練習で高めていきたい部分はありますか。
「基本はジョギングのベースを上げたり、ポイント練習で速い集団のAチームの方で練習をこなしたりというのがメインになってくると思います。意識としては後半少し上げることや流しなどを入れることで自分の体の動きのキレを出していくことが必要だと思います」
――ありがとうございました。
[覺前日向子、大橋英晃]
関連記事
RELATED ENTRIES