
(137)世田谷246ハーフマラソン事後インタビュー③/城戸洸輝、橋本基紀
肌寒い気候の中行われた世田谷246ハーフマラソン(以下、世田谷ハーフ)。箱根駅伝予選会への出場がかなわなかった尾﨑健斗駅伝主将(商3=浜松商)や溝上稜斗(商3=九州学院)らが自己ベストを更新し、チームを勢いづける結果となった。
第3回は城戸洸輝(情コミ4=宮崎日大)、橋本基紀(商4=専大松戸)のインタビューです。
城戸
31位 1時間04分43秒 自己ベスト
――レースを振り返っていかがですか。
「復帰明けのレースだったので、自分的には最初から落ち着いたレース展開をしようと思っていました。それがうまくはまったので、良かったと思っています」
――具体的なレースプランを教えてください。
「最初はちょっと落ち着いたペースのまま、少しずつ上げていくようなレースをしたかったです。今までの練習を見てもやっぱり積極的な走りというのがまだできていないので、それも踏まえた上で冷静に走った結果なのかなと思っています」
――ケガはいつ頃から、どこの部分に負いましたか。
「5月頃に記録会があって、足首の靭帯(じんたい)をひねってケガをしてしまってから長期のケガがあったんですけど、練習自体は9月末頃から始めて復帰もできました。復帰からは世田谷ハーフに向けてやっていくというつもりで練習はしてきたので、豪さん(山本駅伝監督)と話をした上で試合に臨むようになりました」
――復帰後初ハーフマラソンのコンディションはいかかですか。
「練習自体が復帰してから今日に至るまでCチームでやってきてはいたんですけど、練習の強度的にも自分の中では余裕を持ってこなすことはできていました。当日のコンディションに恵まれれば、自分の目標タイムぐらいは達成できるのかなというのは思っていました」
――今後への意気込みをお願いします。
「箱根駅伝(以下、箱根)が最後の試合になるので悔いのないように、自分も主力の一員として頑張っていけるようにしていこうと思います」
――ありがとうございました。
橋本基紀(商4=専大松戸)
橋本基
39位 1時間05分02秒
――今回の結果を振り返っていかがですか。
「自分の中では結構出し切ったかなという感じです。前半すごく良かったんですけど、後半は足が止まってしまって、良かった点と悔しい部分と両方あるかなと思います」
――レースの満足度はいかがですか。
「7、80パーセントぐらいですかね。平成国際大競技会の1万メートルがすごく悪かったのでちょっと不安な部分があったんですけど、そういった部分を払拭する走りができたというところと、それでもチーム4番目で悔しいなという思いがあります」
――このハーフマラソンに向けて何か意識したことはありますか。
「1万メートルはタイムも内容的にも悪かったんですけど、自分は最後の年なので練習一つ一つをしっかりやるというところを意識しました。結果が悪くても切り替えていくことを意識して、もう1回練習に励みました」
――今後への意気込みをお願いします。
「もう箱根を走るだけだと思っているのでメンバーに選ばれるかどうかに関係なく、最後までしっかりコンディションを整えて、選ばれた時には100パーセントの力で走れるように準備していきたいと思います。来年から社会人になり、陸上とは一切関係のない人生になるので、自分のやってきたことというのをしっかり信じて、最後に走れても走れなくても箱根を全員で戦っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[覺前日向子、大橋英晃]
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