
(136)世田谷246ハーフマラソン事後インタビュー②/尾﨑健斗駅伝主将、溝上稜斗
肌寒い気候の中行われた世田谷246ハーフマラソン。箱根駅伝予選会(以下、予選会)への出場がかなわなかった尾﨑健斗駅伝主将(商3=浜松商)や溝上稜斗(商3=九州学院)らが自己ベストを更新し、チームを勢いづける結果となった。
第2回は尾﨑、溝上のインタビューです。
尾﨑
18位 1時間04分02秒 自己ベスト
――レースを振り返っていかがですか。
「数字だけ見るとそこまで悪くないのかなとは思うのですが、やっぱり他大学の選手に負けてしまって物足りない部分もあるので満足度は6、7割ぐらいかなと思います」
――レースプランはどのように考えていましたか。
「レース前半から集団の前で走ると決めていました。途中先頭集団からは離れてしまいましたが、そこから踏ん張って大きくタイムが落ち込まず走れたので、そこは良かったのかなと思います」
――お尻に力が入らない状態であるとのことですが、ハーフマラソンという長い距離を走っていかがでしたか。
「客観的に見てタイムは決して悪くなかったと思うのですが、やっぱり自分の感覚ではあまりしっくりきていない部分がどうしてもあって、そこはもう仕方ないと割り切っているところがあります」
――箱根駅伝予選会が終わって、今のチームの状況を主将から見ていかがですか。
「前半シーズンは悪かったのですが、夏以降はいい流れでこられているのかなと思います。主力も今はちゃんと練習できていますし、こうやって予選会を走れなかったメンバー、溝上とか城戸さん(洸輝・情コミ4=宮崎日大)、基紀さん(橋本・商4=専大松戸)みたいに今回いい走りができた選手もいると思うので、チームの勢いもあっていい雰囲気なのかなと思います」
――箱根駅伝(以下、箱根)に向けての気持ちをお聞かせください。
「チームの最大目標が8位シード権獲得で、チームが全員同じ方向を向いて今やれているのでこの調子で残りを頑張っていけたらなと思います。自分は今はまだメンバーに入れるか入れないかぐらいの立ち位置だと思うのですが、主将という立場もある中でやっぱりどんな形であれチームの目標達成に貢献したいので、主将としてできることをきちんと見ながらやっていきたいなと思います」
――ありがとうございました。
溝上稜斗(商3=九州学院)
溝上
22位 1時間04分19秒 自己ベスト
――レースを振り返っていかがでしたか。
「11月はやはり箱根に向けて距離を踏んだりボリュームのある練習をやりながら、今回とMARCH対抗戦のレースでどれだけ走れるかを確認する位置付けでした。そういう意味ではタイム的にはもう少し、正直63分台にはいきたかったのですが、最低限の走りはできたかなと思います」
――明大からも多くの選手が出場されました。チーム全体の走りや結果はいかがでしたか。
「それぞれ今の立ち位置や意味合いも違ってくる中でのレースだったと思うんですけど、どれだけ多くの人が12月の頭にある富津合宿にいけるかという中ですごく大事なレースだったと思います。今回出た人はBチームからCチームの人が多くて、その中からどれだけ富津合宿に上がってAチームを突き上げられるかというところだったんですけど、正直少し物足りない部分はあったのかなと思います。特に1年生は初めてのハーフマラソンできつさというのを初めて知ることができたと思うので、今後の練習の取り組みに生かしていってほしいなと思います」
――今日のレースの収穫や課題を教えてください。
「収穫はまとめる走りができたことで、課題は気持ち的に弱気になってしまった部分がありました。最後15キロからぐっと上りになるのですが、その前に集団から少し離れてしまって上りを単独走で上っていかないといけなくなってしまいました。そこでもう一踏ん張りして集団に入れていれば63分台も見えてきていたかなと思うので、きついところで弱気になる部分が課題かなと感じます」
――ありがとうございました。
[覺前日向子、石井遥]
関連記事
RELATED ENTRIES