
(134)全日本大学駅伝事後インタビュー/森下翔太
日本学連選抜として紫紺を背負い、伊勢路を駆け抜けた森下翔太(政経2=世羅)。区間記録が更新されるなどハイレベルな戦いとなった2区を出走した。区間17位と本来の力を出し切れなかったものの、全国の舞台を経験したエースは大きく成長したに違いない。今回は全日本大学駅伝(全日本)出走後の森下選手の声をお届けする。
(この取材は11月6日に電話で行われたものです)
2区 区間17位 33分12秒
――今大会の走りを振り返っていかがですか。
「体調不良明け1週間ということを考えたら、最低限ペースをキープして走ることができましたし、ラストも上げられたので悪くはなかったと思います」
――収穫と課題をお願いします。
「他大学で同じ学年の選手たちを見たらやはり自分の調子が戻っても通用しないのではないかと思いました。もう一度気を引き締めて、箱根駅伝(以下、箱根)まで練習をしっかりやっていこうと思います」
――昨年度のレースと比べて、成長を感じられる部分はありましたか。
「睡眠の調節など準備の段階から自分でしっかり考えて当日まで持っていけたことは成長したかなと思います」
――レース前の心境はいかがでしたか。
「アップに行くまで特に緊張や周りが気になったりということはなかったです。いつもの練習のようにアップをして、気付いたら襷をもらって走るだけという感覚になっていたので特別な空気は感じなかったです」
――走りでポイントになったと思う点はどこでしょうか。
「まず入りが遅過ぎました。ですが、速く入ろうと思ってもやはり調子が良くなかったので、全然突っ込むことができませんでした。中盤は悪いなりにペースを落とすことなく、最低限1キロあたり3分ぐらいでキープして走れたので良かったです。またラスト400メートルはしっかり切り替えることができました」
――今年度チームで唯一全日本に出走した森下選手だからこそ、チームに伝えられることは何でしょうか。
「やはり、他のチームはもっと強いということです。自分も全然うまく走れていないレースが多いのですが、他大学はもっと強いと思いました」
――今後への意気込みをお願いします。
「箱根までには調子を戻して、箱根では区間賞を取れるように練習したいと思います」
――ありがとうございました。
[松原輝]
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