
(132)平成国際大長距離競技会事後インタビュー③/窪田悠人、小林周太郎
箱根駅伝予選会(以下、予選会)で出走には至らなかった選手たちが多く出場した平成国際大長距離競技会。己の実力を知るため、今後の大会に向け調整するため、目的は違っても目指す先は同じだ。箱根駅伝(以下、箱根)が現実のものとなった今、より一層のレベルアップが求められた選手たちは何を思うのか。彼らの素の思いをお届けする。
第3回は窪田悠人(政経2=沼津東)、小林周太郎(営1=伊賀白鳳)のインタビューです。
窪田
男子1万メートル3組27着 30分52秒85
――レースを振り返っていかがでしたか。
「風が自分はすごく苦手で、今回はすごく風が強かったんで、自分の悪いところが少し出てしまいました」
――悪いところというのはどのようなところですか。
「風の中で走れなかったりするところが一番ですかね。風の中で自分がうまく走れないのがもろに出てしまったなと思います」
――コンディションはいかがでしたか。
「コンディションは自分の中ではそんなに悪くはないのかなって思っていたんで、ベストを出す気持ちで来たんですけど、ちょっと及ばなかったです」
――収穫や課題はありましたか。
「こういったレースが苦手っていうのがすごく分かりました。やっぱり風の中でもしっかり走れるようにならないとロードの方にいかせてもらえないんで、それの対策のためにいろいろ補強などをもうちょっと頑張っていこうと思います」
――今回のレースはどのような位置付けでしたか。
「世田谷246ハーフマラソン(以下、世田谷ハーフ)もあってそこでしっかり結果を出したいので、そのためにここで1回刺激を入れるのもあって1本走ることになりました」
――今後の意気込みをお願いします。
「とにかく世田谷ハーフに合わせてちゃんと結果を出すことが、やっぱりこの先には必要かなって思います。世田谷ハーフに向けてとにかく全力で調整して臨みたいと思います」
――ありがとうございました。
小林周太郎(営1=伊賀白鳳)
小林
男子5000メートル9組19着 14分53秒65
――レースを振り返ってみていかがですか。
「そんなにいいレースじゃなかったんですけど、夏合宿で全然走れない状態からここまで持ってこれたのはまだ良かったかなと思います。ただ全然タイムも良くなかったんで、ここからもう1回切り替えて、次のレースは頑張っていきたいなと思います」
――今回のレースの位置付けを教えてください。
「自分としてはうまく流れに乗れたらそこそこいいタイムを狙っていたんですけど、無駄なところで力を使ってしまって、実際にふたを開けてみればそんなに良くなかったっていうレースになってしまいました。それ以外にも今後世田谷ハーフなどいろいろとあると思うんですけど、そこに向けてしっかり頑張っていくための確認をするレースかなと思いました」
――世田谷ハーフでの目標はありますか。
「自分はハーフマラソン自体初めてなんですけど、大きな道路もあまり走ったことがないんで、まずそういったところを走らせていただくことに感謝して走っていきたいなと思います。なので走る分にはしっかり自分の目標を達成できるようなレースにしたいなと思います」
――今後の意気込みを教えていただきたいです。
「まずはベストを出したいというのがあります。あとは残り数少ないレースで結構気温が下がってくるので、やっぱり大会自体にもいろんな人が出て、記録がいっぱい出てくる時期になると思います。その流れにうまく乗っていくのと、まず大会が開催されることに対して感謝の気持ちを忘れずに取り組んでいきたいなと思います」
――ありがとうございました。
[萩原彩水、石井遥]
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