
(129)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑭/斎藤拓海
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦位8に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第14回は斎藤拓海(政経4=市立船橋)のインタビューです。
421位 1時間7分42秒
――調子をお聞かせください。
「調子は良かったです。治療先でも足の状態はいいというふうに言われていました。自分自身練習の状態も良かったので、いけるかなとは思っていました」
――今回の作戦はどういったものを想定していましたか。
「今回は明大の集団走で63分台で走るという作戦でした。その中で自分の役割としては、10キロまで3分から3分切りぐらいで交代で引っ張っていく予定でした」
――初めて予選会に出場した感想を教えてください。
「人が多くて最初の位置取りやペースを上げたり下げたりできなかったので、そこが本当に難しいなっていうふうに感じました」
――レースを振り返っていかがでしたか。
「最初の5キロはいいペースで引っ張っていけました。しかしその後から少し脱水気味になって足が動かなくなってしまい、そこからずるずると終わってしまいました。レース自体はひどかったです。全く満足いかない出来でした。準備の段階で水分補給が少し足りなかったっていうのがあると思います。大きな大会での緊張だったり、人が多い中で走るっていうので思ったより力を使っちゃったのかなっていうふうに思います」
――今回のような規模の大会に出場するのは初めてですか。
「大学に入ってからは初めてですね」
――個人順位を振り返っていかがですか。
「目標としては10位以内に入ってチームに貢献することだったので、12位っていうのは残念な結果です。4年生として、やはりチームに少しでも貢献したかったっていう気持ちが大きかったです。また、他の中間層の選手たちがみんな63分台から64分フラットぐらいで走ってきた中で自分だけ大幅に遅れてしまったので、そこがとても悔しいです」
――今後の個人としての出場予定はありますか。
「上尾シティハーフマラソンっていう大会にペース走ですが、練習の一環として出場する予定です。それ以外は特に決まっていないです」
――箱根に向けて意気込みをお願いします。
「今回は外してしまったんですけど、最後の箱根はいい形で終わりたいと思います。ここで気を落とさずに、しっかり切り替えて今からもう一回できることをやっていこうかなというふうに思います」
――ありがとうございました。
[大橋英晃]
関連記事
RELATED ENTRIES