
(128)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑬/甲斐涼介
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第13回は甲斐涼介(情コミ3=宮崎日大)のインタビューです。
182位 1時間4分40秒
――今回のレース振り返っていかがでしたか。
「そうですね。前半で体力を使い過ぎて後半上げられなかったという感じです」
――前半体力を消費したポイントはありましたか。
「やっぱり人が多かったので周りを気にし過ぎてしまいました。給水の際に集団走をしていたのですがはぐれてしまって、そこで余計な体力を使ってしまったと思います」
――コンディションはいかがでしたか。
「コンディションは悪くはなかったです。7割から8割ぐらいでした。でもその7割、8割を出し切ったかなという感じです」
――チームと個人の結果についてはいかがですか。
「チームの結果は、予選会をとりあえず通過したので、順位はともあれ通過したので最低限のことはできたと思いますね。個人としてはまだいけるっていう気持ちもあります。本戦まで2カ月ぐらいはあるので2カ月でしっかり、一からではないですけど、しっかり調整して本戦では走りたいと思います」
――タイムの手応えはいかがですか。
「悪いなりにはしっかり64分半でまとめられたので、そこはプラスに捉えたいです。ですがこれからはいい状態の時にもっと63分前半とか、最低でも1分ぐらいは縮めていきたいと思います」
――今回のレースで見えてきた課題はありましたか。
「やはり前半の方でちょっと横腹が痛くなったので、朝の食事の仕方とか生活の部分をもうちょっと改善していい練習を積んでいけたらなと思います」
――食事の内容が差し込みに影響するのでしょうか。
「そうですね、自分の場合はよくあることなので、この経験を無駄にしないように次につなげていきたいと思います」
――ラストの粘りはいかがでしたか。
「離れた割には粘れたので、そこは良かったと思います」
――次のレースは決まっていますか。
「次は上尾シティハーフマラソンか世田谷246ハーフマラソンかなと思います。そこもやっぱりハーフマラソンなので今以上の結果を出していきたいと思っています」
――箱根での目標はありますか。
「どの区間を走っても安定した走りをしたいです。区間10位以内を目標にしていい流れで襷を渡せたらと思います」
――希望区間はありますか。
「1区と5区です。1区は自分が目立つのが好きで、目立てるからです。5区はあんな上りは多分人生で走ることないので一度経験してみたいなと。上りも苦手ではないので走れたらと思っています」
――今後に向けての意気込みをお願いします。
「やっぱりチームもいい状態で、予選会も2位で決して悪い状態ではないので、このチームの流れに乗り遅れないようにしたいです。また自分が上級生としてチーム引っ張っていける立場になっていけたらと思います」
――ありがとうございました。
[菊地隼人]
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