
(127)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑫/山本樹
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第12回は山本樹(営2=専大松戸)のインタビューです。
140位 1時間4分14秒
――今回の走りを振り返っていかがですか。
「タイムとしてはまとめることができたのですが、個人的にはあまり満足のいく結果ではありませんでした」
――満足のいかなかった部分を具体的に教えてください。
「今となったら言い訳になってしまいますが、ラスト4キロぐらいで差し込みが来てしまいました。そこでちょっと垂れてしまったという感じです」
――差し込みが来るまでの走りはどうでしたか。
「結構いい感じで、1キロあたり3分ぐらいのペースで走れていたので結構感覚は良かったです」
――途中まで大きな集団の中で走っていましたが、それは想定通りでしたか。
「そうですね。フリーで行く組と集団走で行く組に分かれていたのですが、自分の組である集団走という意味では想定通りでした」
――天候についてはいかがでしたか。
「日差しは強かったですが、思ったよりも暑くはないなという感じでした。結構いいコンディションだったと思います」
――今回が初の予選会出走でしたが、予選会ならではの雰囲気は感じましたか。
「やっぱりチームの代表として走るというのが大学に来てから初めてだったので、めちゃくちゃ緊張しました」
――レースの中での位置取りで工夫したことはありますか。
「とにかく転ばないように、足が引っかからないようにすることを意識していました」
――チームの結果についてはいかがですか。
「全体的に結構いいタイムだったので良かったと思います。ただ、調子に乗ってはいけないと思っているので余裕を持つことなく気を引き締めたいです」
――箱根を目指すにあたって、今後強化したい部分は見つかりましたか。
「やっぱり箱根になると単独走もあり得るので、今回のような集団走ではなく1人で走れる力も付けなければいけないということは感じています」
――今後に向けた目標をお願いします。
「チームの目標は箱根で8位以内に入ることです。このチームには僕よりも強い人がたくさんいるのでそれに食らいついて、自分ももっと強くなって本戦に挑めるようにしたいと思います」
――ありがとうございました。
[松原輝]
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