
(126)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑪/古井康介
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第11回は古井康介(政経2=浜松日体)のインタビューです。
138位 1時間4分12秒 自己ベスト
――レースを振り返っていかがでしたか。
「最低目標の63分台を達成できなかったので、全然納得のいくレースはできませんでした」
――予選会前日はどのように過ごしていましたか。
「当日の朝練が3時45分からで早かったというのもあって、レースに合わせて前日も早め早めの準備をしていました」
――当日の調子はいかがでしたか。
「前日の練習での調子を考えると、やっぱりもう少し走れると思っていました。ラストの公園内に入ってからが課題だったのですが、そこでペースダウンしてしまいました」
――事前取材の際も公園内がポイントとおっしゃっていましたが、走ってみていかがでしたか。
「思っていたよりもきつくて、目標からかけ離れた走りになってしまいました。最初の5キロぐらいから目標のタイムより少し遅くて、焦ってしまったところがありました。結果、一緒に走っていた人たちは63分台だったりしたので、そんなに焦る必要もなかったなと思います」
――大人数で走る中で、位置取りやレースのプランはありましたか。
「7人ぐらいで63分台を目指してペース走をするプランだったのですが、そこが初めての経験で自分の中で位置取りがあまりうまくいきませんでした」
――総合2位通過という結果についてはいかがですか。
「17キロ地点まで明治が1位だったのが大東大に最後逆転されたのは、最後の粘りやペースアップが足りなかったからかなと思います。差を広げてしまったのは集団走から離れてしまった僕らの失態だと思うので、やっぱりもっとペース通りに走れていればと思いますし、ハーフマラソンの経験がもう少し必要かなと思います」
――予選会に出走し、チーム9番手でゴールしたことについてはいかがですか。
「14人に選ばれた中でもちろん走る気持ちではいたのと、そこで満足せずに上位でゴールするのが目標だったので悔しいですが、チームに貢献することはできて良かったと思います」
――これからの目標を教えてください。
「目指すのは箱根一本になるので、まずは箱根のメンバーに入れるように、そしてもっとこれ以上チームに貢献する走りができるように、もう一度走り込みからしっかり頑張ります」
――ありがとうございました。
[覺前日向子]
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