
(125)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑩/森下翔太
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第10回は森下翔太(政経2=世羅)のインタビューです。
106位 1時間3分58秒
――レースを振り返っていかがでしたか。
「最初少し突っ込み過ぎたのかなと思います。夏合宿から見たら走れている方なので全日本大学駅伝(以下、全日本)までは気温も下がるので昨年度みたいに調子も上がると思います」
――スタート位置がチーム内で一番先頭でしたが、それはどのように決まったのでしょうか。
「僕が1時間2分台ほどで行こうと思っていて、フリーで走る人たちのタイムの中で一番速かったので一番前になりました。話し合いで決まりました」
――レースプランはありましたか。
「最初5000メートルを14分40秒ぐらいで走ろうと思っていたのですが、少し早く入り過ぎました。後半少し上げようと思っていたのですが、垂れたのでまとめるといいますか、我慢する走りになりました」
――レース展開を振り返ってお願いします。
「やはり最初自分の調子の割には(脚を)使い過ぎてしまったと思います。しかし、箱根だとそれより速いペースで突っ込まないと勝負にならないので調子を上げていくだけです」
――昨年度の予選会と比べて成長を感じられる部分はありましたか。
「準備の時点で朝早いレースも調整できるようになったと思います」
――今大会で得られた収穫をお願いします。
「まだ全然調子が上がっていないことが分かったので、もっと練習をしてどんどん調子上げていこうと思います」
――昨年度の予選会と比べていかがですか。
「昨年度の4年生たちが強かったので、昨年度よりタイムが速いことは結構自信になりました」
――集団走はいかがでしたか。
「一番前でダッシュしたので走りにくいなどはなく、少し離れてしまった時が後ろからいっぱい来て付いていく人が多かったので厳しかったです」
――外国人選手に関してはいかがでしたか。
「やはり外国人選手は最初から突っ込んでるのでそれで(ペースが)持つのかなと思っていました。全然勝負にならない、相手にならないと思いました」
――全日本の日本学連選抜に選ばれました。
「オープンで走るので上尾シティハーフマラソン(以下、上尾ハーフ)もあるし、出るか出ないか少し迷いました。ですがちょうどいい刺激になればと思って出ることにしました」
――全日本に向けて目標を教えてください。
「区間賞を狙って頑張ります」
――どのような練習をされますか。
「とりあえず落としてジョグやポイント練習を行えば自然と調子は上がってくるので全日本でしっかり刺激を得て、上尾ハーフで1番か2番を目指してアメリカに行こうと思います」
――最後に今後の意気込みをお願いします。
「箱根までには昨年度より調子を上げて2区を走れるように頑張ります」
――ありがとうございました。
[原田青空]
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