
(123)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑧/鈴木祐太
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第8回は鈴木祐太(文3=鎌倉学園)のインタビューです。
75位 1時間3分41秒
――2位通過について率直な感想をお願いします。
「チームとしてこのままだと予選会が危ないという意識を持って取り組んでいて、2位というのは自分の中では結構いい順位かなと思うのでうれしいです」
――今回のレースを振り返っていかがですか。
「今までは結構序盤から脚がきつくなって、そのままいいタイムを出せないことが多かったです。今回は集団走だったというのもあって、いい流れで最後までいくことができました。自己ベストをしっかり更新することができたので、自分の中で今回の走りはすごく良かったなと思います」
――レースの中でポイントとなった部分はありましたか。
「いつも5キロぐらいで脚がきつくなってくるんですが、5キロから10キロぐらいまでは同じペースやピッチのままいい流れでいけてあまりきつさも感じなかったので、序盤の流れも良かったです。最後の18キロぐらいで一緒に走っていた大湊柊翔(情コミ1=学法石川)と離れてしまったんですけど、そこからも大崩れすることなく最後まで走れたのがベストにつながったかなと思います」
――体と気候のコンディションについてはいかがでしたか。
「体としては脚のハムの辺りの疲労が抜け切れていない感じではありました。ただ、気候がかなり涼しくて走りやすかったというのもありましたし、アップもうまくすることができたので、結果的には良かったのかなと思います」
――個人の結果や順位についてはいかがですか。
「タイムとしては、目標としていた63分台に入るというのは達成できました。ただ、全体の順位で見た時にぎりぎり二桁順位に入れたぐらいではあったので、気候が良くて周りが速かった分、自分も速かったのかなとは感じました。なので、順位としては少し物足りないのかなと思います」
――明大の他の選手の走りについてはいかがでしたか。
「フリーで走っていた児玉さん(真輝・文4=鎌倉学園)だったり、綾(一輝・理工1=八千代松陰)、吉川(響・文2=世羅)だったりが62分台で、2人に関しては2年生と1年生ということで、各学年で万全ではないながらもすごくいい結果で走ってくれたので、これからにもいい刺激になります」
――今後の予定として何か記録会などには出場されますか。
「ハーフマラソンに出てそれ以降に何に出るか分からないんですけど、今のところはハーフマラソンを1本走った後に箱根本戦に向かう予定です」
――今後への意気込みをお願いします。
「夏合宿では最後にケガをしてしまいました。これからは気を抜くことなくケガなどに気を付けて、本戦でまたいい走りをできるようにもう一度練習をし直して頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」
――ありがとうございました。
[桑原涼也]
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