
(122)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑦/大湊柊翔
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第7回は大湊柊翔(情コミ1=学法石川)のインタビューです。
60位 1時間3分29秒
――コンディションについてはいかがでしたか。
「調整練習もうまくいって、レース当日も調子が良い状態でレースに臨めたと思います」
――自身のタイムについてはいかがですか。
「設定タイム通りにいけたのですが、日本人1位の前田和摩(東農大)や同期の綾(一輝・理工1=八千代松陰)がいい記録を残していたので、まだまだ自分はこの結果に満足はしてはいけないのかなと思います」
――走りづらかった場面はありましたか。
「18キロぐらいまでは結構押していたのですが、残り2キロぐらいで坂があり失速してしまったなという部分はありました。ラストのところでもう少しタイムを伸ばせられたというところが今回の課題でした」
――折り返しですれ違った明大の選手はいらっしゃいましたか。
「児玉真輝さん(文4=鎌倉学園)は見えなかったのですが、吉川響さん(文2=世羅)など前のフリーで走っていたメンバーは折り返しの地点で見ることができました。そこで元気をもらって前を追っていこうと思いました」
――明大の選手で誰か意識しながら走った方はいらっしゃいますか。
「同じ集団で走っていた鈴木祐太さん(文3=鎌倉学園)は18キロぐらいまでずっと一緒にいたので、そのまま一緒に行ってラストは2人で競り合うことを意識しながら走っていました」
――箱根で走りたい区間はありますか。
「1年目ではあるのですが、往路の3区、4区辺りを走りたいなと思います」
――箱根までの課題はありますか。
「箱根は他大学と競り合うこともあるのですが、3区、4区では単独走になってくるので自分で押し切る力を今後の練習で伸ばしていきたいです」
――今後に向けて一言お願いします。
「近い目標だとやはり箱根はしっかりチームとして8位入賞、シード権を取ることです。個人としてはまだ全然それほどの選手ではないのですが、世界を見据えて世界と戦えるレベルになりたいと考えているので、そこを目指しながらチームとしても個人としても結果を出すために頑張っていきたいです」
――ありがとうございました。
[熊谷実夏]
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