
(120)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑤/綾一輝
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第4回は綾一輝(理工1=八千代松陰)のインタビューです。
35位 1時間2分46秒
――明大の結果への率直な感想をお願いします。
「とりあえず予選会を通過できたので安心しています。自分は特に通過順位は気にしていなくて、本戦に進んでしまえば予選会の順位は関係ないと思っています。やはり本戦では単独走が強い選手が勝ち残ると思うので、そこをこれからの2~3カ月でチームとして強化していきたいです」
――自身のレース内容はいかがでしたか。
「国営昭和記念公園内に入るまでは先頭集団に付けていたので良かったと思います」
――プラン通りに走れたということでしょうか。
「そうですね。入りは思ったよりも速かったのですが、全体的にはプラン通りに走れました」
――最初からいい位置取りができていたように見えましたが、いかがですか。
「杉(彩文海・文4=鳥栖工)さんや先輩方が後ろから誘導してくれていい位置に行けたので、本当に感謝しています」
――レース中に考えていたことなどはありますか。
「いえ、もう何も考えないことを考えていました(笑)」
――初めてのハーフマラソンの感想をお願いします。
「63分台を目標にしていましたが、思ったよりも(速く)走れて一安心といったところです。それでも上には上がいて、1年生でも前田和摩選手(東農大)は自分より1分以上速く走っていることを考えると全然満足はしていません。これからもっと頑張らないといけないなと思っています」
――これからの練習で特に意識したい部分はありますか。
「一人でも走り切れる、押し切れる力を付けていきたいです。練習でもきついところを先頭で引っ張っていくといった部分を意識していきたいです」
――今後の意気込みをお願いします。
「予選会は通過点に過ぎないので、ここで浮かれることなく本戦に向けて残りの2~3カ月、もう一度練習を積み直して本戦に臨みたいです」
――ありがとうございました。
[春田麻衣]
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