
(119)箱根駅伝予選会事後インタビュー④/吉川響
箱根駅伝への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第4回は吉川響(文2=世羅)のインタビューです。
34位 1時間2分41秒 自己ベスト
――今日のレースを振り返っていかがですか。
「自己ベストの更新ができたのはすごく良かったのですが、チーム全体の結果としては2位になってしまったので少し悔しかったです。公園内に入ってから足がきつくなってペースが落ちてしまっていたので、まだまだ改善していかなければいけないと思いました」
――自己ベストを更新できた要因を教えてください。
「昨年度の夏合宿は最後の方を少しこなせなかったのですが、今年度は全ての合宿の練習ができたので調子のいい状態で臨めました」
――レースプランを教えてください。
「集団で走るグループとフリーで走るグループがあったのですが、自分はフリーで走ってタイムを稼ぐことが役目だったので、スタートしてからしっかり先頭集団でレースを進めていくというレースプランを考えていました」
――ご自身の走りに点数をつけるなら何点ですか。
「80点ぐらいになっちゃうかなと思います」
――残りの20点はどういった部分ですか。
「最後ペースを上げて順位をもっと上げることができなかったことが1番の課題かなと思います」
――レース中は何を考えていましたか。
「常に落ち着いて走ること、焦らないことが大事かなと思っています。なので、自分の走りをするためにはまず焦らないことを第一に考えていました」
――良かった点と悪かった点を教えてください。
「良かった点は日本人の先頭集団に入ってしっかりレースを進めていって、その中でちゃんと走れると分かったところです。悪かった点は公園内に入ってからちょっと足がきつくなって疲労がたまって、最後上げ切れなかったところです。やはり後半までちゃんと足を残しておくような体作りと走りをしていきたいと思いました」
――これから出場される予定のレースはありますか。
「一応上尾シティハーフマラソンには出場する予定ですが、自分は本当に箱根駅伝の本戦に出ることが1番の目標です」
――最後に意気込みをお願いします。
「近年はシード権を落としてしまっていて期待に応えられていないので、次こそはシード権を獲得してチームを応援してくださる方々にしっかり恩返ししたいと思います」
――ありがとうございました。
[加藤菜々香]
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