
(116)箱根駅伝予選会事後インタビュー①/山本豪駅伝監督
箱根駅伝(以下、箱根)への切符をつかみ取った。立川を舞台に行われた箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は安定した走りでレースをまとめ、2位という好順位で本戦出場を決めた。それでも、選手たちに慢心はない。目標とする本戦8位に向けて新たな挑戦の日々が始まる。今回は、箱根路に向けて大きな一歩を踏み出した選手たちの声をお届けする。
第1回は山本豪駅伝監督のインタビューです。
――2位という結果について、率直にいかがでしょうか。
「まずは一安心というところです」
――特に良かった選手はどなたですか。
「今回は12番目の斎藤拓海(政経4=市立船橋)はちょっと良くなかったんですけど、それ以外の11人は想定、もしくはそれ以上の走りをしました。特に良かったのは1年生の綾一輝(理工1=八千代松陰)です」
――綾選手に関して、予選会前はどのような調子でしたか。
「綾は練習をやりすぎてしまう子なので、そこだけですね。心配していたのは。あとはもう何にも心配いらなかったです。積極的に練習しますし、とにかくさぼることを知らないので、やりすぎやオーバーワークにならないようにだけ気を付けていました」
――これから本戦までどのようなことに取り組んでいますか。
「引き続きずっと言い続けてきたジョグのボリュームはちゃんと確保しましょうということと、夏までは故障を恐れてなかなか思い切った練習ができなかったので、それをちょっとプラスで入れていきたいなと。それで今よりさらにパワーアップして本戦に臨まなければ、目標は達成できないと思いますからそれで取り組んでいきます」
――本日走った選手以外に本戦までに出てきてほしい選手はいらっしゃいますか。
「9月にみんな体調不良とかいっぱい出て、特に曳田道斗(政経3=宮崎日大)はいい練習ができていたんですけど、2週間も寝込んでしまったので、それで今回駄目だったんですよ。あとはちょっと脚の不調で尾﨑健斗駅伝主将(商3=浜松商)も出遅れていますけど、それは復調してくれれば良いと思いますし。あとは、最終調整の時に捻挫した吉川陽(営4=西脇工)。本来なら12番目には入っていますから。その辺が上がってくると良いですね」
――最後に今後への展望、意気込みをお願いします。
「箱根になると、やっぱり区間も特殊になってきますから、そのための準備をしっかりとやっていきたいと思っています」
――ありがとうございました。
[桑原涼也]
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