
(110)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑧/山本樹
今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。
※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。
第8回は山本樹選手(営2=専大松戸)のインタビューです。(この取材は10月8日に電話で行われたものです)
――夏合宿を終えた今のコンディションはいかがですか。
「夏合宿が終わって、気温が少し涼しくなってきたこともあり結構いい感じに調子が上がってきています」
――調子が上がっていることは、具体的にどのような部分で感じますか。
「練習で粘りが利くようになったり、余裕を持って走れることが多くなりました」
――初めて箱根駅伝予選会(以下、予選会)のメンバーに選ばれましたが、気持ちの準備としてはいかがですか。
「自分の中では絶対に走るという気持ちで合宿とか練習をやってきたので気持ちの準備はできています」
――予選会に向けて練習で意識的に取り組んでいることはありますか。
「山本豪駅伝監督からも言われたようにジョグの時間を10分増やして距離を踏むということは意識してやっています」
――ハーフマラソンの距離に対してはどのような印象を持っていますか。
「5000メートルとか1万メートルよりもハーフマラソンの方が自分には向いていると思います。あまりスピード型ではないので淡々と走った方が自分の感覚的に良いので向いているなと思います」
――コースの中で意識している箇所はありますか。
「やっぱりラスト5キロが大事だと思うので、しっかりとそこで上げられるようにしたいです」
――目標とするタイムはありますか。
「63分半は切りたいです」
――今のチームの雰囲気はどのように感じていますか。
「僕は普段通りに感じますね。特にぴりぴりとした雰囲気もないです。普通にいつも通り淡々と練習をこなしている感じです」
――最近の練習でトラックシーズンまでと変わったところはありますか。
「スピード練習とかの質が上がりますね。山本駅伝監督にはスピードに対する意識を変えてやっていこうと言われているので、そこは変わった点です」
――質が上がったというのは、設定タイムが速くなったということですか。
「そうです。そこの意識を変えてやってほしいということなので、自分はあまり速くないんだという風に考えてやっています」
――他大学でも構わないのですが、予選会に出る中で意識している選手はいますか。
「国士舘大学に同い年の大森君(大森由翔選手)という中学校の同級生がいます。多分彼も走ると思うのでそこは絶対に負けたくないというか、負かしてやりたいという気持ちがあります」
――最後に予選会に対する意気込みをお願いします。
「自分のベストの走りをして、チームに貢献したいと思います」
――ありがとうございました。
[松原輝]
関連記事
RELATED ENTRIES