
(108)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑥/堀颯介
今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。
※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。
第6回は堀颯介(商2=仙台育英)のインタビューです。(この取材は10月9日に電話で行われたものです)
――現在のコンディションについて教えてください。
「継続して練習できていて、調子も上がってきています」
――夏合宿に関して振り返っていただけますか。
「1次合宿ではしっかりAチームで練習できて、自分なりに結構練習できたかなって思っているんですけど、2次合宿の北海道のところで少しケガをしてしまって、そこが残念だったポイントですかね。3次合宿はケガ明けっていうところもあったんですけど、しっかり追い込むことができたので、不安なく箱根駅伝予選会(以下、予選会)には臨めると思います」
――菅平合宿でAチームにいらっしゃった室田安寿選手(情コミ2=宮崎日大)や曳田道斗選手(政経3=宮崎日大)が外れた要因は何かありますか。
「やっぱりそこが外れた要因は自己管理がしっかりできていなかったっていうことだと思います。今の時期はやっぱり体調を崩しやすいですし、その2人だけじゃなくて自分たちも含めてですけど、しっかり体調を崩さずにやるのが大事だなというのは再確認しました」
――堀選手から見て注目する選手などはいらっしゃいますか。
「同じ学年の古井(康介・政経2=浜松日体)です。多分みんな古井を挙げると思うんですけど、古井はやっぱり夏合宿以降伸びてきました。去年は、夏合宿は良かったんですけど、夏合宿終わってからちょっと練習の質が落ちてしまっていました。今は夏合宿が終わってからもしっかり調子を上げていけているので、期待できるというか2年生の中で一番強いと思います」
――予選会に関して目標のチーム順位はありますか。
「順位というよりは、やっぱり堅実な走りで予選突破っていうところを目指しているので、おのおのあると思うんですけども、自分の与えられた役目をしっかり果たすことが大切なのかなと思います」
――堀選手はどういった走りが求められていますか。
「自分は明治で一番速いわけでもないですし、しっかり堅実な走りというか、まず失敗は許されないと思うので、自己ベストは狙いにいきますけど、焦らず63分台を目指して頑張りたいと思います」
――コースへの印象は何かありますか。
「最初は結構平坦が多くて、そこから起伏が激しくなっていくと思います。自分は起伏のあるコースの方が得意なので、しっかり前半突っ込んでいって、後半我慢してラストスパートできればいいなと思っています」
――目標順位はありますか。
「結構人が出るんで全体順位はあんまり気にしてないんですけど、やっぱりチーム内順位では最低でも5番以内には入りたいなと思っています」
――残りの期間はどのように調整していきたいですか。
「ここまでやってきたことはしっかり信じているので、あとは疲れを抜いていくイメージと食生活ですかね。やっぱり体調不良が一番もったいないと思うので、そういったところは気を付けてやっていこうかなと思っています」
――予選会に向けて、意気込みをお願いします。
「全日本大学駅伝(以下、全日本)に出られなかったのは自分の責任だと思っています。やっぱりこの予選会を通らなかったら大学駅伝には出られないので、まずは予選会に向けて、全日本の借りを返すじゃないですけど、予選突破への走りを見せたいです。あと今年はシード権を目の前にして取れなかった悔しさもあるので、来年こそはシード権を取れるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[萩原彩水]
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