
(107)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑤/古井康介
今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。
※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。
第5回は古井康介(政経2=浜松日体)のインタビューです。(この取材は10月6日に電話で行われたものです)
――初めて箱根駅伝予選会(以下、予選会)のエントリーメンバーに入って、心境はいかがですか。
「夏合宿を通して調子は上がってきていて、メンバーに入れるかなとは思っていたのですが、選ばれて安心しました。でもまだ選ばれただけなので、ここから選手として自覚を持っていかなきゃいけないなと思います」
――夏合宿後から状態の変化はありましたか。
「合宿の次の日から授業があって、合宿と生活リズムが変わって最初は慣れないところもありましたが、合宿から調子は落とさずに練習できています。こっちに戻ってきてからも少しきつい練習は続いていたんですけど、治療とかも入れて定期的に疲労を抜いたりできていたので、ここから予選会に向けて合わせていけたらと思います」
――夏合宿全体を通しての収穫を教えてください。
「合宿前は予選会のメンバーに選ばれることを目標にはしていたんですけど、選ばれるほどだとは思っていなかったので、合宿を通してしっかりケガなくできて、メンバーに入るところまで来られたのが大きな収穫です」
――予選会に向けてはどのような練習を行っていますか。
「距離を踏んでいるのと、菅平合宿では少しずつスピードを出した練習をしていたのが、戻ってきてからは大会に向けてよりスピードを重視した練習が多くなっています」
――練習の消化具合はいかがですか。
「スピードに関しては少し苦手な部分できつかったんですけど、練習を消化できてはいるかなと思います」
――予選会のコースの印象はいかがですか。
「ラストがやっぱり勝負どころになると思っています。試走した際にラストのポイントとかどこがきつかったかを児玉さんが教えてくださって、それを分かっているだけでも心構えとして違うのでアドバイスをもとにして頑張ろうと思います」
――予選会ではどんなことを意識したいですか。
「僕はスピードというよりも、ラストのポイントで他の人の様子を見つつ、自分から上げていければなと思います。昨年度は15キロまでは明治が1位だったのがラストで逆転されてしまったので公園内に入ってからが肝かなと思います」
――大会の目標を教えてください。
「一番はチームにしっかり貢献したくて、明治で10番以内というよりもっとチームの中でも上位で走って全体のタイムを上げられるようにしたいです」
――ありがとうございました。
[覺前日向子]
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