
(103)箱根駅伝予選会事前インタビュー①/綾一輝
今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。
※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。
第1回は綾一輝(理工1=八千代松陰)のインタビューです。(この取材は10月6日に電話で行われたものです)
――現在のコンディションはいかがですか。
「夏合宿前からジョグの量を意識的に増やすことを継続してできています。多少の疲労はありますが、しっかりと走り込めていると思います」
――夏合宿の手応えはありますか。
「妙高合宿と紋別合宿はポイント練習も全て消化できて、誰よりも距離を走ったという自負があります。菅平合宿に関しては新型コロナウイルスに感染してしまって、間のポイント練習をいくつか飛ばしてしまいました。自分の体調管理不足が出てしまった部分は反省点です」
――箱根駅伝予選会(以下、予選会)に焦点をあてた練習はしていますか。
「9月から今にかけて、基礎を固める練習からだんだんとハーフマラソンに向けた実践的な練習に変わっています。練習強度も上がっていると感じています」
――個人として目標は設定していますか。
「63分台を出したいと考えていますが、初めてのハーフマラソンなのでタイムは気にせずに、トップまたは第2集団に食らいつけたら良いかなと考えています」
――現在のチームの雰囲気はいかがですか。
「先日予選会のメンバーが発表されてから、選ばれたメンバーたちを筆頭に予選会が近づいている雰囲気を感じますし、練習にも緊張感があります」
――エントリーメンバーに選ばれた時の心境をお聞かせください。
「正直なところ、選ばれるだろうと思っていました。夏合宿前から既に予選会に向けた準備はしていたので、肝は据わっていました」
――予選会が近づく中でプレッシャーは感じていますか。
「今のところは全く感じていないです。むしろどれだけ自分の力が通用するのかを確かめる場所でもあると思うので、非常に楽しみに感じています」
――意気込みをお願いします。
「初めてのハーフマラソンにはなりますが、1年生らしく積極的な走りをしたいです。一つでも上の順位を目指してチームの本戦出場に貢献し、本戦につながる走りができるよう頑張ります」
――ありがとうございました。
[春田麻衣]
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