
(98)菅平合宿インタビュー⑪/森下翔太
今年度も菅平にて行われた、長距離部門の3次合宿。そこには来たる駅伝シーズンへ向け、闘志を燃やす選手たちの姿があった。例年よりも厳しいと言わざるを得ないチーム状況は、選手一人一人の覚悟を変えた。紫紺のランナーたちは今、何を思うのか。最新の声をお届けする。
第11回は森下翔太(政経2=世羅)のインタビューです。
――夏合宿の目標をお願いします。
「うまく走れていなかったので距離を踏むことだけが目標で、菅平合宿で調子が上がればAチームに付いていこうと思っていました。今は調子が上がってきていて距離を踏めているので、あとはキレを出そうと思います」
――トラックシーズンを振り返っていかがでしたか。
「4月ぐらいまでは自己ベストが出て良かったのですが、試合の間隔が短いことと試合数も多かったことで調子がだんだん落ちてきました。そのままキープできたら良かったのですが、少し無理しすぎたかなと思っています」
――トラックシーズンでの収穫と課題をお願いします。
「どの試合に出るかをしっかり絞らないといけないと思ったことと、練習の調子が良いからと追い込んだのですが、練習もほどほどにした方が良いと思いました」
――メンタル面で夏に取り組まれたことはありますか。
「全日本大学駅伝予選の際にレース後半のメンタル面を課題に上げましたが、反省などを全然練習に生かすことができていないですし、モチベーションも下がっていました。ですが、その中で走っていたので必然的にメンタルが強くなっているのではないかと思っています」
――箱根駅伝(以下、箱根)の希望区間を教えてください。
「2区です。エース区間で、一番速い人がいるのでそこに行けば強い人と走れるから楽しみです」
――今後の駅伝シーズンに向けて意気込みをお願いします。
「箱根駅伝予選会からでまだ調子が分からないのですが、箱根に調子を合わせて2区でチームの主戦に貢献できたらいいなと思っています」
――ありがとうございました。
[原田青空]
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