
(97)菅平合宿インタビュー⑩/山本樹
今年度も菅平にて行われた、長距離部門の3次合宿。そこには来たる駅伝シーズンへ向け、闘志を燃やす選手たちの姿があった。例年よりも厳しいと言わざるを得ないチーム状況は、選手一人一人の覚悟を変えた。紫紺のランナーたちは今、何を思うのか。最新の声をお届けする。
第10回は、山本樹(営2=専大松戸)のインタビューです。
――現在の調子はいかがですか。
「良いとは言えませんが、追い込みはいい感じにできています。ここから調子を上げていきたいです」
――昨年度と比べて成長したと思う部分はありますか。
「走れる距離が長くなったことと、補強に力を入れてやってきたところです」
――自身の中での課題はありますか。
「まだまだ走りの部分だけではなくて、フィジカルの部分のトレーニングをしっかりとやっていった方が良いなと思っています」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「明るい雰囲気だと思います。盛り上がり過ぎることもなく、力むこともなく、普段通りという雰囲気です」
――全日本大学駅伝予選会の前後での変化はありましたか。
「自分はケガをしていて走れなかったのですが、チーム状況はかなり良くないなと思いましたし、チーム内でも危機感のようなものが生まれました。それと同時に(走力が)上の人たちに頼るのではなく、自分くらいの中堅層も頑張らないといけないと感じました」
――自身の中で満足する走りはできていますか。
「練習の中ではまだまだ、発展途上だと思っています」
――箱根駅伝予選会(以下、予選会)への意識は高まっていますか。
「はい。自分が走るという気持ちでいます」
――これからどういった選手になっていきたいですか。
「安定した選手になりたいです。みんなが『こいつなら大丈夫』と安心してくれる選手を目指します」
――今後への意気込みをお願いします。
「まずは予選会でいい走りをしてそのまま本戦まで、いい感じで走り抜けたいと思います」
――ありがとうございました。
[春田麻衣]
関連記事
RELATED ENTRIES