
(95)菅平合宿インタビュー⑧/古井康介
今年度も菅平にて行われた、長距離部門の3次合宿。そこには来たる駅伝シーズンへ向け、闘志を燃やす選手たちの姿があった。例年よりも厳しいと言わざるを得ないチーム状況は、選手一人一人の覚悟を変えた。紫紺のランナーたちは今、何を思うのか。最新の声をお届けする。
第8回は古井康介(政経2=浜松日体)のインタビューです。
――現在の調子はいかがですか。
「合宿が始まってから調子が上がってきた感じです。合宿ごとに練習目的と内容が変わっていて、最初の方は距離を踏むことがメインで得意な内容だったので、そこから着々と(調子を)上げられています」
――好調な要因は何ですか。
「夏前ぐらいから自分で真面目に走り込んでいたのがつながったかなと思います。普段からジョグでもしっかり距離を踏んで練習しようと考えてやっていました」
――前半シーズンを振り返ってはいかがですか。
「やっぱり冬の走り込みが前半シーズンの結果として出ると思うんですけど、冬のみんなが一番走らなきゃいけない時期にケガをしてしまいました。大学に入ってからケガも多くてずっとうまく走れていなかったので、今こうやって冬に向けてケガなく走り込めているのは良いことだと思います」
――合宿の練習内容はどのようなものですか。
「走り込む期間とスピードを重視する期間が結構綺麗に分けられていて、一つ一つの練習の目的がはっきりしているので、それがはまって今うまく上がってこられているのかなと思います」
――合宿中刺激を受けた選手はいますか。
「やっぱり杉さん(彩文海・文4=鳥栖工)や児玉さん(真輝・文4=鎌倉学園)は4年生としてずっと最前線で引っ張ってくれていて、真面目にずっとやっている方々なので、すごくお手本にしています」
――尾﨑健斗(商3=浜松商)長距離主将の主将としての印象はいかがですか。
「僕は尾﨑さんと出身が一緒でずっと見てきた人なので、すごさも知っていますし、実際に主将をやっている姿を見て尾﨑さんもすごく真面目な方だなと思います」
――箱根駅伝予選会(以下、予選会)に向けてはいかがですか。
「今まではBチームだったので気持ち的に予選会を狙えるとは思っていませんでした。この調子を保てるようにこれからが重要かなと思います。まだ走れるか分かりませんが、予選会を走る気持ちで箱根駅伝までつなげていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[覺前日向子]
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